蘇った死者を葬(おく)る物語はこれまでの作品の先にあるもの

インタビュー・対談

紫の目をした、もらいっ子。大好きなお兄ちゃんの死から始まる、18歳の少女・月夜のひと夏の成長・冒険譚─。冒頭から、真っ向ストレートでぐいぐい胸をしめつけてくる本書『無花果とムーン』はじつは、昨年完結した…

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