他人に対して当たり前に向けられる寛容さを、自分にも向けるべきじゃないか。 又吉直樹が文庫『人間』に込めた思い(後編)

インタビュー・対談

前編はこちら 又吉直樹にとって初長編小説『人間』が文庫化された。『火花』『劇場』に続くこの作品は、語り手である永山の、高校卒業後に上京してきた年の出来事とそれから約20年後を描くことで人間の核心に迫る力…

本文を読む