『教団Ｘ』中村文則語録

【祝！本屋大賞ノミネート】芸能界注目度No.1小説『教団X』とは？作者・中村文則さんにいろんな質問をぶつけて見えた“素顔”

芸能界注目度No.1小説『教団X』とは？作者・中村文則さんにいろんな質問をぶつけて見えた“素顔”

「最高傑作を書こう、と決めていました。中村文則の代表作と呼ばれるものに必ずしよう、と」　インタビューの中で、中村文則さんは『教団X』についてこう語った。確かに、いまだかつて、こんなにも様々な人の心を揺さぶった小説があっただろうか。プライベートでも親交がある綾野...

綾野剛×中村文則中村文則『教団Ｘ』刊行記念対談

『教団Ｘ』を読んで確信しました。中村さんはもう、自分の中にある悪の部分を隠す気はないんだなと（綾野）

小説家・中村文則と、５歳年下の俳優・綾野剛は、プライベートで知り合い親交を結んできた。中村作品の大ファンだった綾野が、「会いたい」とラブコールを送ったのだ。出会った頃のこと、最近の作品のこと、自分たちの共通点……。お互いに多忙を極めていたため、久しぶりに会うこととなったこの日の２人は本当に楽しそうで、その姿はまるで兄と弟のようにも見えた。小説家と俳優は、こんなふうに素敵な関係を結べるのだ。

中村文則インタビュー『教団Ｘ』に至る全作品紹介

歳を重ねなければ出てこないもの──『教団Ｘ』、その先へ

中村自身が「代表作」と言い切る最新作『教団Ｘ』は、どのような過程を経て完成したのか。
本人のインタビューで振り返り、ここまでの全作品を書店員コメントとともに紹介する。

アメトーーク！放映後中村文則本人インタビュー

ピース又吉絶賛の小説『教団Ｘ』著者が「又吉くんより先に芥川賞を獲っておいてよかった（笑）」と告白

芸人初の芥川賞作家となったピース又吉の『火花』が発行部数229万部を突破。本作掲載の月刊『文藝春秋』も100万部を突破するなど、いま、文芸界は『火花』の話題で持ちきりだ。それを追うかのごとく大注目されているのが、中村文則氏の『教団Ｘ』（集英社）だ。描かれている世界を彷彿とさせるまがまがしい装丁...

中村文則×西加奈子　対談又吉直樹に贈る言葉

『火花』には、彼の本質がある。読み人を感動させる見事な青春小説だと思う（中村）

「西加奈子さんの『サラバ！』を読み終わったあとに、僕は自分の小説『火花』を書き、そのあとに、中村文則さんの『教団Ｘ』を読んだ── 最強の２冊に挟まれて書けて幸せだった」と弊誌連載の中で語った又吉さん。西さんと中村さんは、又吉さんがこよなく愛し、尊敬する作家。実は以前から仲良しの三人。気ぃ遣いの又吉さんがいないところでしか話せない、又吉さんのイイ話、そして今、彼に贈りたい言葉とは──。