ターゲットの好みに合わせておっぱいも変更!? セクシー女スパイが活躍するおすすめ漫画

アニメ・マンガ

2018/12/15

「007」シリーズや「ミッション:インポッシブル」シリーズなどをはじめとして、映画や小説では、常に高い人気を誇るスパイ物。フィクションの世界では、スパイといえば男性が主人公であることが多いのですが、マタ・ハリや川島芳子をはじめとして、女性でありながら世界を股にかけて活躍した女スパイも多く存在しています。本稿ではそんな危険な魅力を秘めた女スパイが主人公として活躍する漫画を紹介したいと思います。

■超A級スパイが女性の身体で蘇って大活躍!

 ジェームズ・ボンドのような女性にもてるイケメンスパイ、その脳だけが、美女に移植された! リアルなスパイ物というよりも、007のような古き良き荒唐無稽な設定を最大限に活かしたコメディアクションとして、高い完成度を誇る『Mr.Clice』(秋本 治/集英社)。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)の著者によるこちらの作品は、著者の趣味が詰まった銃や小道具、最新兵器がこれでもかと登場するアクションはもちろん、お得意のコメディや人情話もたっぷりと詰まっており、そのワクワク感はまさに超一級のアトラクションといっても過言ではありません。スパイやアクションが好きな人はもちろん、今までこの分野に興味がなかった人でも、一度読んだらやみつきになること請け合いです。

■セクシーな女スパイの相棒は、二足歩行の恐竜人間

 哺乳類と同じように、恐竜が進化を続けていたとしたら? そんな恐竜人間と、人間が共存する架空の19世紀末を舞台に、女スパイとその相棒である恐竜人間が「明日を救う」ために活躍するという作品が『ジャバウォッキー』(久 正人/講談社)。

 架空の世界でありながらも、エジソンや、ナイチンゲール、ガリレオなどといった歴史上の人物が登場する一方で、その中には恐竜人間もいるという混沌とした世界で、主人公の女スパイが恐竜人間の相棒と共に世界の命運を左右するような大きな事件に立ち向かっていきます。独特な絵柄なので、少し人を選びますが、大作映画にも負けないだけの世界観を持っていますので、絵柄が気にならない方は手に取って欲しい作品です。

■男女関係なくハニートラップをしかける凄腕スパイの活躍

「ヒューミント」とは、人的情報、簡単にいってしまうと人間を媒介としたスパイ活動となります。現実では、日本はこの分野に関しては世界的にかなり遅れているといわれていますが、そんなヒューミントを請け負い、時には女、時には男とその性別すら偽って、対象からさまざまな情報を引き出す主人公が活躍する作品が『HUMINT』(マツリ/講談社)。

 外見だけでなく、肌を合わせても相手に女だと誤認させてしまう凄腕の諜報員と、暗い影を背負った謎の男がコンビとして活躍します。男同士のバディ物でありながら、時として男と女のバディ物にもなるという、新しい形の2人の関係と、男女を使い分ける主人公の変幻自在の活躍から目が離せない、今注目のスパイ漫画です。

■奥様は実はスパイだったのです…

 何の変哲もない奥様が実は…というのは、「奥様は魔女」以降、さまざまな分野で扱われているモチーフであり、スパイ物でも『Mr.&Mrs. スミス』という有名な映画作品があります。

『奥さまは女スパイ』(山口譲司/日本文芸社)は、奥様のコードナンバーが0069であるなどと、ギャグ感が強いのですが、得意の変装をするために、対象相手の好みの胸の大きさにあわせるなど、セクシーとスパイらしさをうまく融合させています。本格的なスパイ物ではありませんが、気軽に楽しめる作品といえるでしょう。

■800年以上の伝統を持つスパイ一族、その伝統を受け継ぐのは女子高生

 歴史の裏で連綿と諜報活動を続けてきた一族が存在し、現在でも民間のスパイとして世界各国の情報機関と渡り合っているという、日本ならではの設定を持つ作品が『スパイの家』(真刈信二:原作、雨松:漫画/講談社)。

 本格的な舞台設定で、リアルなスパイ物の雰囲気を醸し出しながらも、ヒロインとして活躍するのは、スパイ一家の跡継ぎである女子高生というあたりが異彩を放っています。最初はその設定やアクションに目が行きがちですが、読んでいくうちに、スパイとして後を継ぐことを拒否していた少女が、父親と共にさまざまな陰謀を阻止していくうちに成長していき、立派なスパイへと変わっていく、その姿から目が離せなくなることでしょう。

 女スパイ自体はさまざまな作品に登場しますが、どちらかというと主人公を助けたり、邪魔したりするという役割が多く、あまり主役にはなれないことが多いものです。しかし、日本には古来からくノ一という、女性の忍者が存在していたわけですので、女性だからこそできる諜報活動というものも、当然ながら存在しています。正統派から、異端までさまざまな魅力を持った女スパイが活躍する作品がありますので、ご自身の琴線に触れたものがあったら、ぜひ読んでみて下さい。

文=龍音堂