4人以上の飲み会が苦手…! お花見・歓送迎会シーズンも怖くない会話力向上のための3冊

ビジネス

2019/3/28

 お花見や歓送迎会など、何かと飲み会が多い3・4月。会話に苦手意識がある人にとっては憂鬱な月かもしれない。大人数のお花見や歓送迎会の場では、気の合う同僚とだけ話していればいい、というわけにはいかない。普段あまり話さない上司や、入ってきたばかりの新人。彼らとうまく話せるかどうか…と不安になっている人は多いのではないか。本稿では、そんなあなたに知ってもらいたい“会話術”の本を3冊紹介する。

■「4人以上」になると会話が難しくなるのはなぜ?

『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』(岩本武範/サンマーク出版)

 会話は、人数が多くなるほど難しくなる。2、3人で飲んでいるときはスムーズに話せるのに、“4人以上”になると途端に苦手になる…という感覚は、わかる人が多いのではないか。本書『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』(岩本武範/サンマーク出版)は、複数人の会話に注目し、その原因と対策を教えてくれる。本書によれば、4人以上の会話が難しくなる原因は、“脳の処理速度”にあるという。そのため、脳を活性化させることができれば、会話力が上がるのだとか。気合を入れたい飲み会の前に、本書を一読してみてはどうだろう。

■アガリ症の人は、必見! 人気ラジオDJが教える、誰とでも会話がはずむ法則

『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』(秀島史香/朝日新聞出版)

『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』(秀島史香/朝日新聞出版)は、人気ラジオDJが教える会話術の本だ。著者は、アドリブが求められる番組収録や、アーティストのインタビュー、イベントMCなどの経験を通じて、緊張をコントロールしながら会話を楽しむ方法を身につけたという。そうした「話す」「聞く」のテクニックの他にも、声を磨く方法、印象アップのコツ、ネタの見つけ方なども紹介している。アガリ症だった者だからこそ、話すことが苦手な人の気持ちも分かっている。そんな著者の語る方法なら、無理なく実践できるはずだ。

■ムダ話こそが相手との距離を縮める 齋藤孝先生が教える雑談力

『雑談力が上がる話し方』(齋藤孝/ダイヤモンド社)

 教育学者の齋藤孝氏も、会話力についての書籍『雑談力が上がる話し方』(齋藤孝/ダイヤモンド社)を出している。本書は、雑談、すなわちムダ話にフォーカスし、相手と打ち解けるためのスキルを伝授してくれる。著者によれば、初対面同士であっても、30秒のムダ話を挟むことができれば、安心感や信頼感が生まれるという。具体的には、あいさつを雑談に発展させる方法や、会話に行き詰ったときの打開法を紹介。本書を読めば、一方的に話すだけのトーク力ではなく、相手と心を通わせるための双方向的なコミュニケーション力を手に入れることができる。

 気になる本はあっただろうか。会話は、シチュエーションによって求められる能力が少しずつ変わる。ビジネスの場、複数人の飲み会、初対面同士、壇上でのあいさつ…。自分がどんなときに会話が苦手になるのか。普段どんな場面で人と話すことが多いのか。それらを考えながら本を選べば、きっと役立つアドバイスがもらえるはずである。4月から新しい環境に飛び込む筆者も、こっそり会話術の本に頼ってみるつもりだ。

文=中川凌