2019夏アニメが続々スタート!1話から大反響を呼んでいる人気漫画原作の5作品を紹介!

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更新日:2019/7/10

 7月に入り、今年の夏アニメがスタートしている。今期のラインアップも学園ラブコメや異世界モノなど多彩なジャンルの作品が盛りだくさんなので、まだどのアニメを見るべきか迷っている人も多いことだろう。そこで「話題の漫画原作アニメ5作品」をご紹介。この記事を参考に、充実した夏のアニメライフを送ってみてはいかがだろうか?

■石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる!

『Dr.STONE』11巻(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi/集英社)

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『Dr.STONE』。全人類が謎の現象によって石化してしまい、地球は原始の時代に逆戻り。しかし数千年経ったある日、超人的な頭脳を持つ根っからの科学少年・千空が目を覚ます。千空は仲間を探し、科学文明を復活させて世界を取り戻す旅へ出る―。

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 7月5日(金)に放送された第1話では、石化から偶然復活を遂げた千空と同級生・大樹が石化現象の謎に迫っていく。視聴者からは、「これは大人も子どもも楽しめる神作品!」「制作スタッフの気合いが感じられる」「今後の展開が楽しみすぎる」「まさに『ジャンプ』作品の王道を往くアニメだわ」と好評の声が続出。第2話からは2人が人類復活のために動き出すので、見逃さないようにしよう。

※アニメ公式サイト:https://dr-stone.jp/

■魂のダークバトルファンタジー始動!

『炎炎ノ消防隊』16巻(大久保篤/講談社)

 人気作『ソウルイーター』の作者・大久保篤が描くダークファンタジー『炎炎ノ消防隊』。同作は『週刊少年マガジン』で絶賛連載中だ。人々は原因不明の“人体発火現象”と、その犠牲者のなれの果てである“焰ビト”に怯えていた。そんな世界で炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明して人類を救うことが使命。新入隊員の主人公・森羅も、仲間たちと共に焰ビトとの戦いに身を投じていく。

 第1話で「悪魔の足跡」と呼ばれる発火能力を持つ少年・森羅は、桜備大隊長の率いる第8特殊消防隊に配属された。配属初日の夜に特殊消防教会の警報が鳴り響き、いよいよ森羅初出動の任務が始まる。

 同アニメの制作会社が「ジョジョの奇妙な冒険」や「はたらく細胞」を手掛けた「david production」ということもあり、放送前からアニメファンの間では期待の声が多く上がっていた。実際に放送されると、「やっぱり作画が最高だった。大久保先生の絵が見事にアニメとして昇華されてる」「今期の中でもめちゃくちゃ見応えある作品だと思う」と絶賛の声が多数。ちなみに1話は森羅の初出動のエピソードで終わったので、見逃した人も2話目から充分楽しめるはず。

※アニメ公式サイト:https://fireforce-anime.jp/

■失敗確率100%! キュートな先輩のポンコツ手品を楽しもう!

『手品先輩』5巻(アズ/講談社)

『週刊ヤングマガジン』で大人気連載中の『手品先輩』。ある男子高校生が奇術部に半ば強制的に仮入部させられ、先輩の助手に任命されることから物語が展開していく。先輩は手品をこよなく愛し、日々練習に励む頑張り屋さん。しかし彼女は極度のアガリ症なので、手品を失敗する確率は驚異の100%を誇っている。見ていられないけど、見ていたい。そんな気持ちに駆られる、ちょっぴりエロい“ポンコツ手品ギャグ”作品だ。

 アニメは毎回4~5つのショートエピソードで構成されているので、テンポ良く話が進むのも特徴だ。7月2日(火)に放送が開始されると、「先輩がひたすら可愛いアニメ」「可愛くてドジでエロい先輩サイコーです!」「先輩が助手くんに冷たくされるシーンがたまらないwww」「正直ずっと見ていられる癒し系アニメだと思います」などの反響が続出した。ドジっ子キャラ好きなら先輩の可愛らしさに一目惚れしてしまうはず。

※アニメ公式サイト:http://tejina-senpai.jp/

■女子高生4人組の無人島生活! 大ピンチのはずが元気!?

『ソウナンですか?』4巻(原作:岡本健太郎、漫画:さがら梨々/講談社)

 女子高生4人組のノンストップサバイバル漫画『ソウナンですか?』は、『週刊ヤングマガジン』で連載中。修学旅行の途中で飛行機が墜落。海上で生き残った4人の女子高生が無人島に泳ぎ着く。サバイバル生活を余儀なくされた彼女たちは、持ちうる知識を駆使して無人島ライフに挑んでいくという内容。

 アニメ第1話では、4人のうちサバイバル術に長けた1人が、水分を摂取するため脱いだ服に魚を包んで搾ってその血液を飲んだり、「出たては無害」というおしっこを飲ませようとしたりするなどして、サバイバル未経験の3人から軽快にツッコまれる様子が描かれた。「無人島で遭難」というかなりヘビーな状況にもかかわらずコミカルに展開されていく物語に、驚きを隠せなかった視聴者も多かった様子。

 ネット上には、「サバイバルアニメかと思ったらキレッキレのギャグ作品でビックリ(笑)」「事前知識なしでアニメを見たけど、一瞬でハマった」「可愛い女子高生×無人島サバイバルのギャップがスゴくイイね!」といった声が続出している。とはいえマニアックなサバイバル知識も盛りだくさんなので、楽しみながら勉強にもなる作品になっている。

※アニメ公式サイト:http://sounandesuka.jp/

■圧倒的すぎる力ゆえに“獣”と蔑まれる神々の物語

『かつて神だった獣たちへ』9巻(めいびい/講談社)

『別冊少年マガジン』で好評連載中の『かつて神だった獣たちへ』。物語は民主主義国家・パトリアの内戦が過去になった時代を舞台に繰り広げられる。かつてパトリアには、人の姿と引き換えに神にも喩えられる力を得る禁忌の術が存在した。人々は彼らを“擬神兵”と呼んで称えていたが、戦争が終わった現代では擬神兵も“獣”と呼ばれ蔑まれる存在に。そこで元擬神兵部隊の隊長・ハンクは、獣に身を堕としてしまった擬神兵を殺す“獣狩り”として旅立った。一方で擬神兵だった父の仇を探す少女・シャールはハンクと出会い、父の死の意味を知るため共に旅することを決意する。

 第1話ではハンクの旅立ち、そして第2話ではシャールの物語が描かれた。ネット上には、「映画化しても面白そう」「童心をくすぐるカッコいい作品。最近はこういう王道ファンタジーが少ないから嬉しい!」といった反響が。同作は単純な“正義vs.悪”という構図ではないところも魅力と言える。本格ファンタジーが好きな人はぜひチェックしてみてほしい。

※アニメ公式サイト:https://katsu-kami.com/

 紹介した5作品の原作は当然ながら多くのファンに支持されているものばかりなので、面白さは折り紙付きだ。特に「せっかく見るならハズしたくない」と思っている人は、まずここからチョイスすることをおすすめしたい。