【暮らし編TOP10】タピオカの次に流行るモノは…?「2019年人気記事ランキング」

暮らし

更新日:2019/12/30

 今年ブームになったモノといえば、「タピオカ」が挙げられるだろう。「タピオカを飲む」ことを示す「タピる」なる言葉が2019年の流行語大賞にノミネートされたように、「タピオカ」は多くの若者の間で一大ブームになった。しかし、実は今回のブームは2017年から始まっていたもので、2019年により大きな注目を浴びたものといえるらしい。では、来年流行るものは既にどこかでは流行している…?

「2019年人気記事ランキングベスト10【暮らし編】」で、ダ・ヴィンチニュースユーザーの興味を知れば、もしかしたら、来年の流行がわかるかもしれない。早速ベスト10を見てみるとしよう!

【第1位】こんな特徴は要注意! 普段の言動からわかる“サイコパスな人”の見分け方

 あなたの意外と近くにいるかも知れないサイコパスやその予備軍。そんな人々の見分け方について考察してみよう。「言い訳が上手い」「抱きつきながら『ごめん』や『ありがとう』と言ってくる」「思いつきをすぐ行動に移せる」「自分の行動に責任をとらず、嘘をつく」「無理な要求を平気で言える」「『親しき仲にも礼儀あり』というモラルがない」…。こんな項目に該当する数が多いほど、サイコパスの気質が高いと言えるという。

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 もし、すべて当てはまるという人がまわりにいるようだったら、今日から迷わず距離をとるべき。表面的な付き合いでは魅力的に振舞える人たちだから、ある一定の距離をもって接すればそれほど被害を受けなくて済むはずだ。

【第2位】ブドウ糖で疲れが吹っ飛ぶ!? ビジネスマンの間で「森永ラムネ」が流行中ってホント?

出典:「森永製菓ラムネ」公式サイトより

 最近、多忙なビジネスマンの間でラムネが流行っているのをご存知だろうか。ラムネと言っても炭酸水のラムネではない。駄菓子のラムネとしておなじみの森永製菓のラムネだ。原材料の90%を占める「ブドウ糖」が集中力UPにつながるとの噂が口コミで広がったのがその原因らしい。生化学的に見ても、ブドウ糖による集中力UP効果は期待できる。脳にダイレクトに入っていく栄養素は「糖質」だけ。ラムネを食べて糖質の一種であるブドウ糖を摂取することで、脳に栄養が行き渡り、疲れが癒されるのだ。

 ただし、食べ過ぎはメタボまっしぐらだから要注意。どうしても急ぎで仕上げなければならない書類があるなどの緊急時のカンフル剤や「がんばっている自分へのご褒美」として森永ラムネを食すのが良いだろう。

【第3位】「セックス回数は何歳から減る?」「中高年は何回自慰をする?」統計で明らかになる“性”の高齢化

『セックスレス時代の中高年「性」白書』(日本性科学会セクシュアリティ研究会:編/harunosora)

 世の中高年が「どのくらいセックスしているのか」はあまり話題になりにくい。それゆえ、悩みがつきないのが現状のようだ。そんな人は『セックスレス時代の中高年「性」白書』(日本性科学会セクシュアリティ研究会:編/harunosora)を読んでみるとよいかもしれない。

 この本によると、日本の夫婦のセックスの頻度は50代で目立って減少するという。しかし、2~3割は70代でもセックスをし、そのうち数%の夫婦は週1回以上の性交を持っているらしいので、健康であれば高齢のセックスも可能であるようだ。

 また、本書ではセックスレス問題についても多角的な調査と論考、さらに該当する人々の赤裸々な体験が紹介されている。セックスに対する男女の考え方の違いから、性交痛、ED(勃起不全)、バイアグラといった「中高年のセックス」を語るために欠かせないトピックまで、あらゆる項目の解説も充実。「これから先の性生活」を考える人には、大いに参考になる一冊と言えるだろう。

【第4位】【作ってみた】週末の家飲みタイムを手軽で極上に! 3ステップ以内で作れるおつまみレシピ

『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)

 たまには自分で作ったおつまみをテーブルに並べて、好きなお酒とともに楽しんでみたい。とはいえ、忙しい毎日の中でおつまみ作りに時間を費やすのはなかなか難しいもの。そんなときに活用したい“お手軽自家製おつまみ”を教えてくれるレシピ本が『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)だ。

 この本は、Twitterでフォロワー数22万人超えという著者が丁寧に教えてくれる、簡単おつまみのレシピ本。「揚げない鶏のレモン南蛮漬け」や「鯖味噌納豆揚げ」、「枝豆のバター醤油焼き」「ごま味噌味玉」など、本書で紹介されているおつまみはどれも簡単なのに美味しさに妥協はない。

「今日はなんだか疲れてしまったな」という人も、この『ぼくのおつまみ天国』で、いつもの宅飲みを充実したひとときに変えてみてはいかがだろうか。

【第5位】関節の「ポキポキ」という音の正体は…誰かに話したくなる理系雑学

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(雑学総研/KADOKAWA)

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(KADOKAWA)は、思わず誰かに話したくなる「理系雑学」を212話収録した一冊。本記事では、「人体」にまつわる雑学を紹介している。

 例えば、関節はなぜ「ポキポキ」と鳴るのかといえば、あの音は、「気体が弾ける音」。関節のつなぎ目は「滑液」という液体で満たされ、関節包でくるまれている。指を引っ張ったり、急に関節を曲げたりすると、関節のつなぎ目は引き離されるが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がる。すると滑液の中には、二酸化炭素などのガスが生じて気泡ができる。液体には、密封された状態で圧力が下がると、中から気体が発生するという性質がある。

 そして、さらに関節が引き離されると、この気泡が一気に移動して弾けてつぶれ、ポキポキと音が鳴るのだ。このように、改めて考えると知らなかった知識を、この本では詳しく教えてくれる。職場や家庭で、あなたの雑談をスケールアップさせるに違いない本だ。

【第6位】『あさイチ』にも登場したおからパウダーがすごい! 糖質オフ&健康生活が無理なくできる

『おからパウダーで!ガマンしない糖質オフ』(工藤孝文/主婦の友社)

 おからを乾燥させた「おからパウダー」。これまでもテレビでとりあげられるたびに品切れ続出だったが、2019年5月22日放送のNHK『あさイチ』で特集され、さらに人気に火がついた。『おからパウダーで!ガマンしない糖質オフ』(工藤孝文/主婦の友社)では、おからパウダーを効果的にとり入れる方法や、簡単に作れる糖質オフレシピを紹介。

 おからパウダーは低糖質なうえに、たんぱく質がたっぷり。食物繊維も豊富に含まれる食材だ。便秘解消や腸内環境の改善に役立つほか、満腹感が得られやすいため、ダイエットにもおすすめ。小麦粉をおからパウダーに置き換えるだけで、健康的な糖質オフを実現してくれる。パスタもピザも、サクサク衣の揚げ物もおからパウダーを使えばガマンしなくていい!

 みなさんもおからパウダーで、糖質オフ&健康生活してみませんか?

【第7位】しまむら・ユニクロ・GUで! バッグ・靴込み全身1万円以下で作る高見えコーデ

『全身1万円以下で“きちんとして見える”毎日しまむらコーデ』(しまりんご/飛鳥新社)

「お金をかけずに、仕事も休日も365日、毎日おしゃれでいられたら…」。『全身1万円以下で“きちんとして見える”毎日しまむらコーデ』(しまりんご/飛鳥新社)は、そんな世の中の女性達の願いを叶えてくれる1冊だ。

 この本の特徴は、服だけでなくアクセサリーや時計、靴、バッグなどの小物まですべて、しまむら・ユニクロ・GUなどのプチプラブランドで揃え、掲載されているコーデすべてが正真正銘“全身1万円以下”であるということ。それでいて“高見え”するコツも押さえていて、30代以上の大人の女性がすぐに活用できる具体例が満載だ。読めば読むほど、すぐに実践したくなってしまうコーデがいっぱい。お買いものも楽しみながら、お金をかけずにおしゃれしたい人は必見だ。

【第8位】障害者手帳の交付要件と障害年金の受給要件などを解説する『障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』

『障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(渡部伸:監修/自由国民社)

 生まれた我が子に障害があるとき、どうすればいいだろう。『障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(渡部伸:監修/自由国民社)は、タイトルの通り、障害者の年代やシーンごとに受けられる支援を一挙に解説してくれる一冊だ。

 障害が疑われた場合、健康や育成について幅広い相談ができるのが、児童相談所や保健所。身体に障害がある子には「身体障害者手帳」が交付され、知的障害が見られる子には「療育手帳」が交付される。手帳は市区町村の窓口で申請ができるから各自治体に確認してみよう。「身体障害者手帳」や「療育手帳」といった障害者手帳を取得すると、障害の程度、年齢、受給者や扶養者の所得など一定の条件を満たした場合、「特別児童扶養手当」「特別障害者手当」などが受給できるのだ。その他にもこの本には福祉サービスが詳しく紹介されている。

 我が子に障害がある場合、障害が疑われる場合に強い味方となるに違いない一冊。

【第9位】サマージャンボが当たる?日本一宝くじが当たる寺の住職が説く金運アップ「3つの口グセ」

『金運を爆上げする12の習慣』(今井長秀/幻冬舎)

 宝くじはなかなか当たらないもの。ところが、そんな常識を覆すお寺が千葉県にある。それは、1200年以上の由緒を誇る長福寺。日本一宝くじが当たる寺として知られ、2011年には年間15万人の参拝客を記録。『金運を爆上げする12の習慣』(今井長秀/幻冬舎)は、長福寺の住職を務める今井秀長さんが金運アップの極意を授け、宝くじに当せんする可能性を高めようとする本だ。

 この本ではたった1年で「最強の金運体質」になる「12カ月プログラム」を組み、1か月ごとに行うべき教えを分かりやすく解説してくれる。今井住職によると、心がレベルアップし、金運がドカンとアップする「3つの口グセ」があるという。それは「ありがとう」「おもしろい!」「できる!」。前向きな思考が宝くじ当選の鍵ということなのか。本書の内容は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。だが、この本を信じ抜く人にはきっとご利益があるに違いない。

【第10位】【作ってみた】食生活が確実にレベルアップする缶詰レシピ! さば缶以外のおすすめは…?

『缶詰のベストアイディア』(晋遊舎)

 骨まで食べられて栄養価が高いという「さば缶」から火がついた缶詰ブーム。保存性の高さや扱いやすさから、今やそのブームはあらゆる缶詰に波及している。レシピ本『缶詰のベストアイディア』(晋遊舎)では、さば缶、トマト缶、ツナ缶などの定番から「えっ! そんな缶詰があるの!?」と思わず気になってしまうような変わり種まであらゆる缶詰とそのレシピを紹介。

 缶詰は長い期間日持ちするものが多いので、防災という観点からも、家にいくつか常備しておいて損はない。常日頃から使い慣れておけば、いざという時の食事でもきっと役立つはず。本書を通じてお気に入りの缶詰を見つけたり、いろいろなメニューを食べ比べたりしてみるのもおもしろそうだ。

集計期間:2019/01/01~2019/12/20

文=アサトーミナミ