【健康・美容編TOP10】下腹ぽっこり、鼻づまり…困った時に読んでほしい!「2019年人気記事ランキング」

健康・美容

公開日:2019/12/31

 令和の時代が始まり、時代の流れにどういうわけだが焦りを感じる。元号が新しくなると、なんだか、自分がどっと古くなってしまったようなそんな錯覚に襲われるのだ。時代の流れを経験して確実に古くなっていく私たちの体。忙しい日々を送っているが、少しはいたわってあげても良いのではないだろうか。

 ダ・ヴィンチニュースユーザーたちは、2019年、健康に関するどんな記事を読んだのだろう。「2019年人気記事ランキングTOP10【健康・美容編】」を見てみるとしよう。

【第1位】セックス後の下腹部痛は病気? 他人には聞きにくい女性の不調

『HEALTH CARE DICTIONARY 医師が教える女性の正しい不調ケア大全』(ヘルスケア大学:編集/宝島社)

 他人に相談するのが難しい身体の不調を抱えている女性には『HEALTH CARE DICTIONARY 医師が教える女性の正しい不調ケア大全』(ヘルスケア大学:編集/宝島社)をオススメしたい。本書は、医療や健康に関する情報発信サイト「ヘルスケア大学」に蓄積されたコンテンツの中から、女性が知りたい情報を書籍化した一冊だ。

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 例えば、セックス後の下腹部に痛みに悩んでいるならば、まず考えられる原因は「無理な体位によるもの」。膣の奥の方まで性器が届きやすい体位でセックスをすると、内臓に振動や圧迫が加わり痛みを感じることがあるそうだ。

 だが、注意しなければならないのは、子宮内膜症や子宮腺筋症などの病気。ただ下腹部痛があったとしても、しばらく横になって治まるなら、それほど心配はいらないそうだ。本書は「医者に行くほどでもないけど、不安」という不調を抱えている女性の「常備本」として最適ではないだろうか。

【第2位】たった1分で「鼻づまり」を解消! 花粉症の原因はあなたの夜の◯◯の習慣かも!? 花粉症解決にこのエクササイズを

『鼻は1分でよくなる!──花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』(今野清志/自由国民社)

『耳は1分でよくなる!』や『目は1分でよくなる!』(いずれも自由国民社)など64万部突破のベストセラーシリーズを生み出している医師・今野清志氏。彼の著書『鼻は1分でよくなる!──花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』(自由国民社)では、花粉症に悩む皆さんのつらい症状を緩和させる方法を紹介している。

「朝、目が覚めたとき、口がカラカラ」という人は、まず見直したいのは「口呼吸」。鼻から息を吸い込めば鼻毛や鼻の粘膜で花粉やホコリはブロックできているはずだ。しかし、口呼吸をすると、空気が扁桃に直撃し、乾燥してダメージを受け、ばい菌のたまり場になってしまう。また、姿勢も花粉症の原因となることがあるという。

 本書では、花粉症改善のためのトレーニングを多数紹介。花粉症などの体質改善には時間がかかるため、最低でも3カ月かけて緩和を目指したいところだ。あきらめないこと、続けること。それが花粉症など鼻のトラブルとの付き合い方なのだ。

【第3位】お腹の張り、下腹ぽっこりは「SIBO」が原因かも!? 小腸の健康を保って全身を元気に!

『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!』(江田 証/インプレス)

 頑固な下痢や便秘、腹痛、おなら、お腹のゴロゴロした違和感などに悩まされるのならば、SIBO(シーボ)を疑ってみた方が良いかもしれない。『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!』(江田 証/インプレス)は、現代人を襲うSIBOに着目し、お腹のあらゆる不調から身を守るための1冊だ。

「リンゴは避ける、お腹の味方はバナナ」「パンはお腹の不調を悪化させることもある」「ヨーグルトは万人の腸に良いわけではない」…。本書の記載には目から鱗が落ちることばかり。腸のためを思ってしていた習慣が、体の不調の原因となっていたか可能性があるのだ。小腸が不調だとその影響は全身の臓器に及んでしまう。

 今まで不調を感じていたものの解決法が見つからなかった人にはぜひ手にとってほしい1冊である。

【第4位】ちょっとエッチ? 江戸遊女に学ぶ「48手ヨガ」――ボディラインが綺麗になる3つのポーズ

『48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』(鈴木まり/駒草出版)

 大江戸四十八手と聞くと、セックスの「体位」をイメージする人が多いに違いない。もとは、江戸時代の浮世絵師・菱川師宣の手によって生み出された春画『恋のむつごと四十八手』。基本的には愛を確かめあうために男女2人でおこなうものだが、『48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』(鈴木まり/駒草出版)では、大江戸四十八手をもとに考案された48通りの「ヨガ」を1冊にまとめている。

 48手ヨガを実践すると、睡眠の質の向上や、女性ホルモン・エストロゲンの数値が急上昇するなど、嬉しい変化が起こるのだとか。どのポーズも手軽にでき、ぜひとも試してみたいものばかり。また、本書では、ヨガのハウツーだけでなく、遊女の日常を綴ったコラムも掲載。あらゆる観点で、江戸の性愛について説かれた『48手ヨガ』で、新たな扉を開いてみては?

【第5位】脚が“太くなるスクワット”と“細くなるスクワット”には違いがあった! 正月太りにも最適な超簡単インドアダイエットって?

『はじめてのやせ筋トレ』(とがわ愛/KADOKAWA)

“筋トレ女子”になって美しいボディメイクに取り組みたい!そんな人は、とがわ愛さんの『はじめてのやせ筋トレ』(KADOKAWA)で正しい筋トレ方法を学ぶと良いだろう。たとえば、脚やせ効果が高いといわれているスクワットだが、いわゆる「普通のスクワット」では、せっかく頑張っても、太ももの前の部分がムキっと張った、ムキ脚になってしまうことに…。

 細くて女性らしい美脚を手に入れるには、腰を落とした時に「太ももの内側」に効かせるスクワットをすることが大切だ。足はできるだけ大きく開き、ゆっくり3秒ほどかけて腰を落とし、3秒かけて腰を持ち上げるようにすると良いのだという。筋トレは、外に行かなくても自宅で簡単に出来るし、10分でも効果抜群なので、実は運動ギライの人にこそオススメのダイエット方法なのだ。さぁ、あなたも筋トレで自慢の美ボディを手に入れよう!

【第6位】「今さら目がよくなる訳がない」は間違い!? TVで話題の視力が回復するトレーニング

『あなたの目がよみがえる7つの視力回復法 目は1分でよくなる!』(今野清志/自由国民社)

 今さら目がよくなる訳がない…。一度、目が悪くなってしまうと、どうしてもそう考えてしまいやすいだろう。そんな中、テレビ番組で紹介され、大きな注目を集めているのが「今野式視力回復法」。

『あなたの目がよみがえる7つの視力回復法 目は1分でよくなる!』(今野清志/自由国民社)では「今野式視力回復法」について詳しく解説されている。今野氏によれば、目が悪くなる一番の原因は、「酸素不足」だという。血流をアップさせることで、目のまわりの筋肉の酸素の供給量を増やすのが、目のトラブル解消の鍵だ。

 本書では7つのトレーニングが紹介されているが、特に、目の周囲を人差し指から小指までの4本の指先でトントンとたたく「タッピング法」は手軽にできるトレーニングといえそうだ。1日1分のトレーニングでどんな変化が起きるのか? 詳しい方法を学んでぜひ実践してみよう。

【第7位】62歳でこの美肌・この美貌! 『美的GRAND』編集長が秘訣を伝授。スキンケアの常識が覆る、若返り美容法

『何歳からでも美肌になれる! 奇跡の62歳!美的GRAND編集長“逆転の”美肌術』(天野佳代子/小学館)

 テレビ番組「マツコ会議」への出演で「奇跡の61歳」(当時)と話題になった、美容雑誌『美的GRAND』の編集長・天野佳代子さん。『何歳からでも美肌になれる! 奇跡の62歳!美的GRAND編集長“逆転の”美肌術』(小学館)の中では、 彼女の美肌の秘訣が公開されている。

 それは、高すぎる化粧品を使ったり、ありったけの手間と時間をかけたりする美容法ではなく、なんと「化粧品の使い方」にあったのだ。特徴的なのは、朝の洗顔に「酵素パウダー」を使い、角質ケアを欠かさないこと。夜はクレンジングバームでメイクオフした後、洗浄力の高いクレイ洗顔料で洗顔。朝も夜もとにかく「落とす」ことを重視している。「高価な化粧品を使うことよりも大事なことは、量をたっぷりと惜しみなく使うこと」。

 安い化粧品でもいいものはあるし、たっぷりと使ってその効果を最大限に引き出すことが大切だという。年齢ごとのスキンケアに必要なのは、少しの手間と、リーズナブルな化粧品、ちょっとした知識。その知識が、この1冊にギュッと詰まっている。

【第8位】40代で私史上最高のボディラインへ! くびれが止まらない!? 膣締めダイエット

『くびれと健康がとまらない! 膣締めるだけダイエット』(村田友美子/ワニブックス)

 多くの悩める女性たちを美ボディに導いた実績を持ち、ご自身も40代で驚異の美ボディを誇るトレーナーの村田友美子先生。トレーナーとして、体型維持の大変さを誰よりも実感していた先生が編み出したのが、“膣を締める”トレーニング。そのメソッドは、著書『くびれと健康がとまらない! 膣締めるだけダイエット』(ワニブックス)の中で紹介されている。

 鍛えるのは膣の下部にある骨盤底筋という筋肉。引き上げるときは、「膣の穴から1本のしらたきを吸い上げるところをイメージ」すると良いらしい。膣締めダイエットのポイントは、インナーマッスルを意識すること。具体的に動かす筋肉の場所を掴んだら、段階を踏んで“膣締めできるカラダ”を目指していく。

 先生の教室に通う生徒さんは、スタートして最初の2カ月は週に1回、その後は月に1~2回のトレーニングを3カ月続けて全体的にすっきり、5カ月後には5キロ減。好きなものを食べても体型を維持できているのだとか。まずは3カ月チャレンジしてみてはいかがだろうか?

【第9位】病院へ行っても異常なし。でもどれだけ寝ても眠いしだるい…そんな「眠いだるい病」を自分で治すには?

『最近、最近疲れが抜けない。それ「眠いだるい病」かもしれません』(渡辺徹也/廣済堂出版)

 十分な睡眠を取っているにもスッキリとしない眠さに悩んでいる人に紹介したい本がある。それは、『最近、最近疲れが抜けない。それ「眠いだるい病」かもしれません』(渡辺徹也/廣済堂出版)。寝ても寝ても疲れが取れないという症状を「眠いだるい病」と名付け、症状を自らで解決するための方法や予防策を教えてくれる。眠いだるい病の症状で悩む人に多く見られる一番の特徴はアレルギー体質。このようなケースでは、カーペットや布張りのソファなどの使用を止めるなど、アレルギー対策をすることが改善や予防につながる。

 また、自律神経系統の調整力が低下していて、副交感神経系が優位であるという人も眠いだるい病患者に多く見られる。そんな場合には、規則正しい生活へと改善するのはもちろんのこと、金魚運動や毛細運動、ヨガなどがおすすめ。臓器などに何も異常がないのに倦怠感を覚えたら、ぜひ、本書で紹介されている改善策や予防法を試してみてはいかがだろうか。

【第10位】ホクロやシミは体からのSOSサイン!家庭でできるチェック法がここに

『ホクロとシミでわかる内臓不調』(渡邉 由/産業編集センター)

 あなたのホクロやシミは体からのSOSサインなのかもしれない。そう訴えるのが『ホクロとシミでわかる内臓不調』(渡邉 由/産業編集センター)。本書にはパーツ別に、ホクロやシミが現れる原因が詳しく記されている。たとえば、生理痛や生理不順、足のむくみ、冷えといった女性が悩みがちな不調は“腎からのサイン”である場合が多いが、それは目の周りや耳、鼻の下に現れるのが特徴。

 また、動悸不眠、精神不安定といった症状は、顔や腕に現れる。鼻先が赤い、毛細血管が浮き出ている、毛穴が気になる場合はホクロやシミがなくても、循環器系に負担がかかっているサインなのだ。本書には弱っているパーツをフォローできる「内臓別おすすめレシピ」も収録。パーツ別に効くOK食材と避けるべきNG食材も学べるので、おいしく健康を維持していける。

 自分の心身の悲鳴にいち早く気づいてあげられるのは、自分自身だけ。そう肝に銘じながら、本書を活かしてみてほしい。

集計期間:2019/01/01~2019/12/20

文=アサトーミナミ