【タイプ別】自炊疲れ、料理下手、不健康気味…あなたの悩みを解決するレシピ本10選

暮らし

更新日:2020/5/28

自宅でのリモートワークや休校によるおうち時間が続き、家での食事も続いています。
「食べること」は嫌いじゃないのに、毎日毎食自炊するのはもう面倒!! もう料理したくない!! ――という方も多いのでは? そんな悩みを解決してくれる「やさしくて頼もしい10冊」を厳選しました。
ここで紹介するレシピ・料理に関する本は、「いつもより手抜きしてつくれる」「買い物の手間を省いてくれる」「ひと手間だけでぐっとおいしく」「健康・美容効果も見込める」と、すぐに真似してみたいヒントばかり。
疲れや悩みを解決する「あなたのための1冊」を見つけてみましょう!

【直感で選んでみよう!】自炊疲れや食事の悩み、あなたのタイプはどれ?


【1】とことん手抜きしたいが、おいしいものじゃないとイヤという欲張りな方には▶

【2】煮たり焼いたりが苦手、手順1つでおかずもご飯も同時につくりたいという方には▶

【3】おうち時間に飽きた! 手軽に人気外食メニューを再現してみたい! という方には▶

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【4】自炊回数が増えても食費は絶対増やしたくないという「しっかり節約派」の方には▶

【5】冷蔵庫に買い置きがない! つくるのも買いものも面倒というお疲れな方には▶

【6】旅行キャンセルで残念な気持ちを、「家飲み」で楽しく補いたいという方には▶

【7】居酒屋みたいなしゃれたおつまみが欲しいけど、料理苦手な自分には無理? と不安な方には▶

【8】買い置き食材や保存食で健康的な食事をつくるのって難しい? と不安がちな方には▶

【9】献立がマンネリで栄養が偏りがち…という不健康予備軍の方には▶

【10(番外編)】家にこもりがちで精力減退が不安、というモテたい男性には▶

【1】とことん手抜きしたいが、おいしいものじゃないとイヤという欲張りな方には…

『世界一美味しい手抜きごはん』(はらぺこグリズリー/KADOKAWA)

 めんどうなことはしたくないけど、できればおいしいものが食べたい…。そんな願望を叶えてくれるのが、『世界一美味しい手抜きごはん』(はらぺこグリズリー/KADOKAWA)。疲れていてもこれならできそう、という“やる気不要”の簡単レシピを手順写真付きで紹介します。
 
 ダ・ヴィンチニュースで紹介するのは、失敗しないカルボナーラや、濃厚明太バター醤油クリームうどんといった主食系のレシピから、定番おかずやおつまみ、スイーツまで。毎日食べても飽きない「伝説級のTKG(卵かけごはん」の秘訣も必読です。料理はあまり得意じゃない、という人でも準備するものや材料、手順がわかりやすく説明されているので、定番料理をおいしく仕上げるコツを覚える良いチャンスになりそうですね。

【2】煮たり焼いたりするのが苦手、手順1つでおかずもご飯も同時につくりたいという方には…

『smart+mini特別編集 同時メシ』(澁谷梨絵/宝島社)

 調理の手間も洗い物の数も減らせる「炊飯器レシピ」が人気。便利でふっくら仕上がるレシピにやみつき…という方も多いかもしれませんが、これまでの弱点は、炊飯器をおかずの調理に使うのでその間「ご飯が炊けない」ということでした。
 
 この大問題を解決してくれるのが、『smart+mini特別編集 同時メシ』(澁谷梨絵/宝島社)。炊飯器でご飯もおかずも“同時に”つくってしまおうというレシピ本。いわば、スイッチ1つで主食と副菜が一緒に出来上がるという画期的なレシピを紹介します。炊飯器調理の強みは、食材がふっくらとやわらかく仕上がり、出汁が無駄なくご飯に染みるので、おかずとご飯の相乗効果が生まれること! 手順が少ないので、自炊初心者さんにもおすすめです。

【3】おうちで手軽に人気外食メニューを再現してみたい! という方には…

『おうちで丸亀製麺』(丸亀製麺麺匠:監修/主婦と生活社)

 買い置きがあるとうれしい「冷凍うどん」。手早く一品つくることができるので、冷凍庫に常備しているという方も多いのでは? その冷凍うどんを使って、超人気うどん店「丸亀製麺」のメニューを自宅で再現できるという画期的な本が『おうちで丸亀製麺』(丸亀製麺麺匠:監修/主婦と生活社)。
 
 本書では、全国で800店舗以上展開されている丸亀製麺の定番メニューから期間限定、地域限定メニュー、裏メニューまで、62レシピを掲載。その中には、献立がマンネリ化して食欲がなくなりがちなときにも食べたくなるような爽やかなアレンジメニューも多数。外食の機会が減ってしまった今だからこそ、おうちで楽しめる人気メニューにチャレンジしてみたいですね。

【4】自炊回数が増えても食費は絶対増やしたくないという「しっかり節約派」の方には…

『レシピブログの“ほぼ100円”レシピ BEST100』(宝島社)

 おうち時間が長く続き、外食にかかるお金は節約できるようになったけど、ふと気づいたら「毎日の食費、かかりすぎ…?」と心配に感じている方も多いのでは。外出機会や買いものの回数も制限されている状況だと、タイムセールやお買い得品との遭遇チャンスも減ってしまいます。
 
 本当に節約したい人のために“節約名人”がひと肌脱いでレシピを紹介してくれるのが、『レシピブログの“ほぼ100円”レシピ BEST100』(宝島社)。割引品に頼らなくてもきちんと食費をおさえて、しかもガッツリお腹にたまるメニューは、どれも覚えておきたいコツが満載です。「コスパがいい食材は?」「材料の使い回しはどうすればいい?」などなど、毎日の節約生活に役立ちそうなレシピが掲載されています。紹介されている料理すべてがなんと食費200円未満というのも見どころです!

【5】冷蔵庫に買い置きがない! つくるのも買いものも面倒という方には…

『しかないレシピ 主材料1つで瞬速・絶品ごはん』(イガゴー/KADOKAWA)

 毎日毎日自分や家族のために食事の準備をしているけれど、特別なこともない日はつくる気にもなかなかなれないし、かといってお惣菜やテイクアウトを買いに出かけるのも億劫…。この時期、多くの方がそんな憂鬱と戦っているのではないでしょうか? 気分を「いつもの家事モード」へ切り替えるのは、なかなか難しいもの。そんなときに強い味方になってくれるのが、『しかないレシピ 主材料1つで瞬速・絶品ごはん』(イガゴー/KADOKAWA)です。
 
 簡単レシピを紹介する本や情報はたくさんあるけれど、本書のポイントは、「主材料1つでおいしい料理を簡単につくれる」ところ。「あ! 冷蔵庫にコレしかない」という時でも、その食材をフル活用して、手っ取り早くおいしいご飯をつくることができます。時短や節約したいときにも役立つ「しかないレシピ」に挑戦して、瞬速でつくれる絶品ごはんを味わってみると…!?

【6】旅行キャンセルで残念な気持ちを、「家飲み」で楽しく補いたいという方には…

『世界のおつまみ図鑑』(マイナビ出版)

 本当だったら今頃は旅行に出かけている予定だったのに…と残念な気持ちになっている方もいるかもしれません。海外でも日本国内でも、旅行の醍醐味は訪問先の文化を体感すること。旅行先での食事やお酒を楽しみにしているという方は多いでしょう。さまざまなお酒が世界中で愛されているように、お酒に合わせるおつまみも世界各国で色があります。『世界のおつまみ図鑑』(マイナビ出版)は、56の国と地域で親しまれているおつまみを100種類厳選し、紹介する図鑑。実際に作って食べられるようにレシピも掲載されています。
 
 自宅でお酒を楽しむ機会が増えたという話をよく聞くようになりました。お酒を飲むときにちょっとしたおつまみがあると、その楽しみは何倍にも膨らみます。おうち時間が長くなった今だからこそ、“おつまみ”という食文化を通して世界を知るのも楽しそうです。世界で食べられている「定番おつまみ」は、どんな味でしょうか? 実際つくって味わってみると――。

【7】居酒屋みたいなちょっとしたおつまみが欲しいけど、料理苦手な自分には無理? と不安な方には…

『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)

 居酒屋で楽しむお酒がありがたいのは、きっとおいしいおつまみが一緒にあるからでしょう。たまには自分でつくったおつまみをテーブルに並べて、好きなお酒とともに家で楽しみたい…そう考えることはあっても、ふだんと違う特別さに怯んでしまう方も多いかもしれません。忙しい毎日の中でおつまみ作りに時間を費やすのはなかなか難しいものです。
 
 そんなときに活用したい“お手軽自家製おつまみレシピ”を教えてくれるのが『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)。本書は、Twitterでフォロワー数22万人超えという大人気の著者が丁寧に教えてくれる、簡単おつまみばかり集めたレシピ本。ふだん料理があまり得意じゃなくて…という人でも楽しく読み進めることができるようにマンガによる紹介も。おうち時間を充実したひとときに変えるきっかけになってくれそうな頼もしい1冊です。

【8】買い置き食材で健康的な食事をつくるのって難しい? と不安がちな方には…

『やせる・若返る・健康になる いいことずくめの水煮缶レシピ』(藤本なおよ/東京書店)

 血液も血管も脳細胞も、みんなまとめてアンチエイジングできてしまうものといえば何を思い浮かべるでしょうか? サプリメント、エステ…それもいいけれど、もっと身近な毎日の食事を見直したい、そういうときにおすすめしたいのが、『やせる・若返る・健康になる いいことずくめの水煮缶レシピ』(藤本なおよ/東京書店)。
 
 本書がセレクトした7つの水煮缶は、「サバ缶・サケ缶・大豆缶・うずらの卵缶・ツナ缶・アサリ缶・ホタテ缶」。これらはどれもタンパク質が豊富。スーパーで揃う手軽さもうれしいポイントです。魚をさばいたり、豆を戻したりといった面倒な下処理も不要なので、活用できればあっという間に食事の支度が整います。マンネリ化にならない、缶詰活用の健康レシピを紹介します。

【9】献立がマンネリで栄養が偏りがち…という不健康予備軍の方には…

『カラダに効く 食材&食べ合わせ 食べ方で差がつく!』(小池澄子:監修/メイツ出版)

 スーパーの品揃えが不安定で、食材の買いものや毎日の献立がマンネリ化しがち…という方はいませんか?健康のために必要な栄養素はいろいろありますが、栄養素はただ1つだけたくさん摂っておけばいいということではないそう。たとえば、丈夫な骨をつくるために必要な「カルシウム」は、ビタミンD、ビタミンK、マグネシウム、たんぱく質があって最大限に機能することができます。
 
 実はここで肝心なのは、その「食べ合わせ」。「トマト+ある野菜」で血圧を下げる効果、「アボカド+ある魚」で肝機能サポート、「サケ+ある野菜」でアンチエイジング効果…など、食材の組み合わせの知識と、それを活かした簡単レシピを写真やイラスト付きでわかりやすく紹介してくれるのが、『カラダに効く 食材&食べ合わせ 食べ方で差がつく!』(小池澄子:監修/メイツ出版)。「いままで栄養素のことまで考えてこなかった…」という人も、このヒントをもとに、カラダにとっても美味しい献立にチャレンジしてみたいですね。

【10(番外編)】家にこもりがちで精力減退が不安、という男性には…

『男を強くする! 食事革命』(志賀貢/ベストセラーズ)

 いくつになっても色気を失わずモテる男でいたい…そう考える男性は多そうですが、ステイホーム期間が長くなると、フィットネスジムにも恋活にも出かけられず歯がゆい思いをしているのではないでしょうか?
 
 そんな男性諸氏にこの機会におすすめしたいのが、『男を強くする! 食事革命』(志賀貢/ベストセラーズ)。医師である著者が語る「精力旺盛な男性の身体をつくる源」は、毎日の食事。私たちの体は、毎日口にする食べ物によってつくられています。健康に過ごせるかどうかも、どんな食生活を送っているかによって決まってくるのです。では、年齢を重ねても充分な食欲を保ち、さらに性欲や精力を保ち続けていくには、いったいどのようなことに注意しなければいけないでしょうか? 本書ではその7つの注意点や、問題解決に導く絶倫勝負メシを紹介します。実は「アノ身近な料理」もそのひとつだそうで…。