注目の新刊 『グッバイ、こおろぎ君。』 ダ・ヴィンチ2012年9月号

藤崎和男

2012/8/6

塾講師として働きながら、団地でひとり暮らしをしている60過ぎの男。ある夜、トイレに一匹のコオロギが迷いこんできた。その夜から始まった2カ月間のコオロギとの同居生活。男の胸にはさまざまな思いが去来する――。74歳の著者による第55回群像新人文学賞受賞作。