注目の新刊 81冊(2014年5月)

2014/4/7

河出書房新社から刊行された池澤夏樹『アトミック・ボックス』は著者にはめずらしいサスペンス調の作品。テーマは「核」だが、序盤で描かれる瀬戸内の島々と人々が非常に印象的。その他にも『1984 フクシマに生まれて』(大野更紗、開沼博 講談社文庫)、『それでも日本人は原発を選んだ』(新井祥 朝日新聞出版)、『また巡り来る花の季節は』(佐藤通雅、東直子、他 講談社)など、立ち止まって考えてみたくなる「核」「原子力」の本が刊行されている。