発売前に重版! 「地球の歩き方」が全面協力した、 身近な材料で本場の味を再現できる旅のレシピ本

食・料理

公開日:2022/6/29

この記事は2022年6月16日 10時09分の情報です
 重版・増刷されている話題の書籍のニュースを、ダ・ヴィンチWeb編集部がピックアップしてお届け! 今回は『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』(地球の歩き方編集室:監修、佐藤わか子:著/学研プラス)をご紹介します。

地球のかじり方 世界のレシピBOOK
地球のかじり方 世界のレシピBOOK』(地球の歩き方編集室:監修、佐藤わか子:著/学研プラス)

『地球の歩き方世界のグルメ図鑑』から生まれた『地球のかじり方』

 知っておきたい世界の常識から、つい誰かに話したくなる各国の雑学まで、長年世界中を取材してきた「地球の歩き方」ならではの知識と情報が満載の「地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ」(地球の歩き方/学研プラス)。コロナ禍で海外ガイドブックの制作が難しい中、「日本にいながら海外の情報を楽しめる」と大ヒット。シリーズはこれまでに16冊刊行され、シリーズ累計23万8千部となりました。

 中でも一番人気のタイトルが、116の国と地域の名物料理を網羅した『世界のグルメ図鑑』(地球の歩き方/学研プラス)です。料理研究家のほか、その国・地域出身の日本在住の方、関連機関のスタッフ(政府観光局の広報担当、駐日大使など)へのアンケート調査結果をもとに世界中のグルメをセレクト。各国・各地域のナビゲーターが厳選した「名物料理」や「スイーツ」「ドリンク」を紹介しています。発売直後から「世界の食文化を学びながら、旅する気分も楽しめる」と話題になり、現在まで多くのメディアで取り上げられています。

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世界のグルメ図鑑
世界のグルメ図鑑』(地球の歩き方編集室/学研プラス)

 そんな『世界のグルメ図鑑』のスピンオフとして誕生した『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』。『世界のグルメ図鑑』に収録された「名物料理」から、62の国と地域にクローズアップし、89品のレシピを紹介しています。日本で入手できる食材&調味料を使って手軽に本格的な味をおうちで再現できるものばかり。食文化・食の歴史・食習慣など、「地球の歩き方」ならではの「食」に特化した世界の雑学も満載で、家にいながら海外旅行気分を味わえます。予約開始段階から、すでにSNSを中心に話題となっており、発売前に異例の重版も決まりました。

5つのエリア別に62の国・地域の食文化を紹介

 アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、オセアニアの5つのエリアにわけ、とくに日本人旅行者に人気が高い62の国や地域を取り上げました。レシピだけでなくその国や地域の食文化の特色や豆知識も紹介しています。

▲フィリピンの名物料理といえば、酢醤油に漬け込んだ肉の煮込み・アドボ。ちなみに、フィリピンでは食事は1日5食が常識。みなさん、ご存じでしたか?
▲エリアごとにマップを掲載。気候条件のほか、移民や交易などの歴史が、どのように食文化に影響を与えたのかがひと目でわかります。

各国・各地域の名物料理を再現できる本格レシピ89品を掲載

 それぞれの国や地域を代表する名物料理をピックアップ。日本で手に入る材料・調理器具を使って気軽に作れるようアレンジしながら、できるだけ現地の作り方を尊重し、本場の味に近づけることにこだわったのだそう。地球の歩き方編集室のスタッフも大絶賛の本格的な味を再現できます。

▲ペルーの国民食「ロモ・サルタード」。中国系移民の影響を受けた味つけで、ごはんにもよく合います。

日本で入手できる食材で手軽におうちで作れる!

 材料は、輸入食材店や通販などを含め、日本国内で手に入れられる食材や調味料を使っており、国内ではあまり親しみのない材料については、代用できる食材も紹介しています。

▲エチオピアの主食「インジェラ」。現地では、「テフ」というイネ科の植物の粉を使いますが、本書では日本でも入手しやすいライ麦粉とそば粉で代用しています。

料理制作者のこだわり:各国料理研究家 佐藤わか子

 この本を手にとられる方は、旅好きで、食べることがお好きな方(現地で名物料理を食べたことがある方)が多いのかな、と思いましたので、そのような方にもご満足いただけるように、基本をしっかりとおさえながらも、気軽に作れるレシピになるよう心がけました。日本では手に入らない材料を、ほかの食材で代用してレシピを考えるのは難儀でしたが、みなさまに楽しんでいただけるよう工夫しました。

 また、簡単にできる料理と、じっくりと作る料理を織り交ぜて紹介していますので、さまざまな方に楽しんでいただけるのではないかと思います。