ガンダム随一のデキる男・シャアの名言に学びたい!

アニメ・マンガ

2012/11/27

 『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイのライバルであり、いまだに根強いファンが多いキャラといえばシャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクン。そんな彼の言葉はじつに力強いものがあり、そのため名言も多いのだが、どういった場面で彼がこの言葉を発したのか知らない人もいるのではないだろうか。

 そんなときに役立つのが、シャアの台詞をまとめた1冊『シャア・アズナブル全発言』(レッカ社/PHP研究所)だ。この本では、シャアの名言を画面映像とともに紹介。また、巻末には劇中のセリフをすべておさめており、シャア好きやガンダムマニアはもちろん、ガンダムの台詞を覚えたいビギナーにもたまらない1冊となっている。

 そこで今回は、よく耳にする彼の名台詞がどのような場面で発したものなのかを紹介するとともに、その台詞を現実で使うならこんなとき、というアドバイス(?)もしていこう。

 まず最初は「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」という台詞。これは、『機動戦士ガンダム』の序盤、V作戦の調査の指示を出していたシャアが、部下のスタンドプレイが原因で2機のザクを失ったときに放ったもの。この台詞を使うタイミングはやはり、上司や先生に怒られたとき。うつむきながらボソッというのが効果的だ。また、自分の中二病時代の痛々しい過去がフラッシュバックしたときに、なぐさめの言葉として使うのもいいかもしれない。

 名台詞といえば「坊やだからさ」も外せない。自身の裏切りが原因で死んだガルマ・ザビ。その追悼式でのギレン・ザビの演説をテレビで聞きながら言い放った台詞だ。かつての友人に対しての手向けの言葉としては皮肉たっぷり。そんなクールさもシャアの大きな魅力だろう。さて、この言葉の使いどころとしてはやはり、テレビの前でニュースやワイドショーを聞いているとき。アナウンサーやコメンテーターが話すタイミングを見計らって放つのがベストだろう。政治家の不祥事や、某アイドルグループのメンバーが番組を逃走した件などがニュースで報じられたときは大チャンス。「いったいなにを考えているんですかね」などの台詞にあわせて使ってみよう。

 危険から間一髪で助かったときなどは「ヘルメットがなければ即死だった」が使いやすい。この台詞は、アムロとMSではなく肉体で戦ったとき、彼の繰り出したサーベルが顔面ヒットした際(ヘルメットに阻まれたが)に言ったもの。「ヘルメット」の部分は何に代用してもいいので、非常に応用がきく言葉である。

 また、『機動戦士Zガンダム』内での台詞「まだだ、まだ終わらんよ」も忘れてはいけない。コロニー・レーザーのグリプス2で、ハマーン・カーンとパプテマス・シロッコとの挟み撃ちにあい、乗っていたMS「百式」の右腕と右足を失ったときの台詞だ。合コンで女の子を二次会に誘ったのに、つれない返事をされたのなら悔し紛れに言ってみよう。相手がガンダムマニアなら雰囲気一転、こころよい返事がかえってくるかもしれない。

 「愚民どもに、その才能を利用されている者が言うことか」は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』屈指の名台詞。小惑星アクシズの内部で、アムロが革命を志す者の顛末について話した後に言い放った言葉だ。これは、将来有望な若手が愚痴をこぼしているときなどに、喝を入れる意味合いで使ってみるのがいいのかもしれない。

 ほかにも、「これが若さか……」「君を笑いに来た。そう言えば、君の気がすむのだろう」「新しい時代をつくるのは老人ではない」「アムロ、地球上に残った人類などは、地上のノミだということがなぜわからんのだ」などなど、シャアは名台詞のオンパレード。もちろん、ここで出したほかにも、シャアは心ふるわせる言葉をいくつも放っているので、自分なりに、使用する場面を探してみてほしい。でも、あまり多用しすぎると、シャア以上に危険な人と思われてしまうので注意が必要だ。