本の目利き4625人が選んだ ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2012」発表!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/25


 12月6日(木)に発売のダ・ヴィンチ1月号では、毎年恒例となる「BOOK OF THE YEAR 2012」特集にて「今年最も読み応えがあった本」のランキングを発表。小説ランキング部門では有川浩の『空飛ぶ広報室』(幻冬舎)が1位を受賞した。有川浩は昨年も『県庁おもてなし課』(角川書店)で1位を受賞しているが、今年は2位にも著書『三匹のおっさん ふたたび』(文藝春秋)がランクインしており、さらに有川浩人気が高まっている。

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 「BOOK OF THE YEAR」は、ダ・ヴィンチ編集部が行う“今年最も読み応えがあった本”を決めるランキング。2001年1月号よりスタートし、今年で13回目を迎えた。このランキングは単なる売上ランキングとは異なり、書評家、アンケート会員、全国の書店員など、“本の目利き”と言われる4625人が実際に読んだ本の中から厳選し、投票した結果をランキングに反映させている。大賞受賞作品は書籍の帯や店頭で『「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR受賞作品』と紹介されている。

 今年は総合ランキングを廃止、「小説」「男性誌コミック」「女性誌コミック」「文庫」「趣味」など7つのジャンル別ランキングと、好きな作家・マンガ家や出版社のランキングを掲載している。

 また、小説・コミックのランキングで1位を受賞した有川浩、荒川弘、末次由紀のインタビューのほか、スギちゃんや美木良介など各界でブレイクした5人が選んだオススメの1冊、若林正恭(オードリー)、又吉直樹(ピース)、星野源ら連載陣が語り合う企画も掲載されており、盛りだくさんの内容となっている。


 

■小説ランキング部門(※誌面には50位まで掲載)
【1位】『空飛ぶ広報室』(有川 浩/幻冬舎)
【2位】『三匹のおっさん ふたたび』(有川 浩/文藝春秋)
【3位】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(東野圭吾/角川書店)
【4位】『ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆』(三上 延/メディアワークス文庫)
【5位】『楽園のカンヴァス』(原田マハ/新潮社)

 
 
 

■男性誌コミックランキング部門(※誌面には20位まで掲載)
【1位】『銀の匙 Silver Spoon(1~5巻)』(荒川 弘/小学館少年サンデーC)
【2位】『ONE PIECE(1~68巻)』(尾田栄一郎/集英社ジャンプC)
【3位】『宇宙兄弟(1~19巻)』(小山宙哉/講談社モーニングKC)
【4位】『3月のライオン(1~7巻)』(羽海野チカ/白泉社ジェッツC)
【5位】『名探偵コナン(1~77巻)』(青山剛昌/小学館少年サンデーC)

 
 
 
 
 

■女性誌コミックランキング部門(※誌面には20位まで掲載)
【1位】『ちはやふる(1~18巻)』(末次由紀/講談社BE LOVE KC)
【2位】『君に届け(1~17巻)』(椎名軽穂/集英社マーガレットC)
【3位】『夏目友人帳(1~14巻)』(緑川ゆき/白泉社花とゆめC)
【4位】『大奥(1~9巻)』(よしながふみ/白泉社ジェッツC)
【5位】『俺物語!!(1~2巻)』(アルコ:マンガ、河原和音:原作/集英社マーガレットC)