眠れる力は股間にあり!? あのおバカマンガがついに登場!

マンガ・アニメ

2012/12/18

 先月発売された『ぜつりん!』(友吉/小学館)は、小学館のケータイ配信コミック「モバMAN」で連載されている作品で、とにかくその良い意味でのバカっぷりが話題を集めている。

 ストーリーを説明しよう。ありとあらゆるスケベなハプニング=ラッキースケベを引き寄せてしまう星の下に生まれた主人公、恵介。そんな彼のもとに突然、天界から来た魔法天使と名乗る少女リリィと妖精チャッピーが現れる。彼女たちの話によると、恵介はアクマと呼ばれる存在に唯一抵抗できる「聖器」の持ち主で、アクマとの戦いに必要不可欠な存在らしい。体のどこにそんなものが眠っているのかといえば……股間。そう、男の大事なナニが収納されている股間に「聖器」が存在するのである。魔法少女の「聖器解放」の声によって解き放たれる、黒光りし、屹立した銃身「銃聖器ゼツリンバスター」。放たれるエネルギー波は、どんなアクマも消し去る威力を誇っている! さあ恵介よ、行け! その股間に隠された聖なる黒光りする銃身で、アクマを一掃するのだ!

 もう、なんというか、見事というしかないほどのバカバカしさに満ちあふれた設定にストーリー。ちなみに、敵であるアクマも、股間から出された武器に「なんだ…そのふざけた武器は…?」とあきれる始末。また、「銃聖器ゼツリンバスター」はひとりでは発射できないものらしく、魔法少女の助けが必要となる。リリィが恵介の股間に手を伸ばし、その股に腕を回し、屹立した銃身とトリガーに手をそえる。本当に全年齢対象か? と疑うレベルの描写である。

 また、作品に華をそえるのが、リリィをはじめとした数々の女性キャラのセクシーシーン。なんせ恵介は千年にひとりの逸材と、チャッピーにいわれるくらいの“ラッキースケベ”の持ち主。目の前で女性キャラが転んでパンツが丸見えになるのは序の口で、あらゆるところ、あらゆる場面で、スケベなハプニングがまきおこる。また、「銃聖器ゼツリンバスター」も、一発発射すればエロいことで「精気」を溜めないかぎり二発目が撃てないという。

 また、妖精チャッピーの存在も忘れてはいけない。チャッピーは、ところどころで「それ確信犯だろ!」というアドバイスをする。たとえば、恵介が「銃聖器ゼツリンバスター」の「精気」を補充するためにリリィの胸をもんでいるシーンでは、非常に具体的な胸のもみ方の指導を行う。

 読後は、なんでこの作品を読んでしまったんだろう……という虚無感におそわれたりはするものの、なんだかんだいって、続きが気になってしまう。

 溢れるバカバカしさとエロさは、何も考えたくないときに読むには最適かも。でも、公衆の面前で読むのは避けたほうがいいかもしれない。