芹那もモテモテ! アニメ声はなぜモテるのか?

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更新日:2014/2/14

 今年、テレビで大活躍した元SDNの芹那。フットボールアワーの後藤やはんにゃの川島といった芸人を虜にし、絶大な支持を得ている彼女は、“今、日本の芸能界で1番モテる美女”としてTVや雑誌でも引っ張りだこだ。そんな芹那の特徴と言えば、やはりあの声。「わざとらしい」「作ってる」との声もあり、女性からはあまりいい反応がないようだが、男性からはかわいいと人気のようだ。たしかに、鼻にかかったような彼女の声を聞くと、なんだか守ってあげたい気持ちになる。それなら、あの甘いアニメ声を出せれば彼女のようにモテモテになれるかも?

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 そこで、今回は声優マニュアルからアニメ声の出し方について探ってみた。

 まず『5分間でいい声になる本 ヴォイ・トレ・マジック』(上島直樹/青春出版社)から。この本では、大きく口を開いたときに見える口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)がぶら下がっている部分をアーチと呼んでいるのだが、少し鼻にかかった甘えた感じの声の人たちは、そのアーチが小さいか閉じぎみになっていることが多いのだそう。さらに、舌が喉の奥につきやすかったりして、奥にある空洞の部分が狭くなっている。このため、息が口からではなく鼻から抜けていき、あの鼻にかかった声になるのだそうだ。試しに、口は「あ」の形で「ん」の発音をしてみてほしい。こうすると、誰がやっても必ず鼻から息を抜きながら発音するので簡単にあの鼻声の感覚を真似できるのだ。その時の舌の位置や息の通りを意識しながら話してみると、鼻にかかった声をマスターできるはず!

 そして、アニメ声と言えばやはり少し高めの声をイメージするだろうが、無理に高い音を出そうとすると喉仏が上がり、力をいれて喉を狭めることになるので喉への負担が大きくなる。だから、喉仏を動かさずに高音を出す訓練も必要だ。そこで、まずは地声から喉仏を動かさずに出せる音域を広げていく。地声と聞くと低い1つの音しかないと思うが、実は地声にも音域があるそう。その音域を広げてあげることで、地声で高音を出すことができるようになるのだ。

 また、『ぜったい声優になる!最強トレーニングBOOK』(Knowledge-next/トランスワールドジャパン)によると、イントネーションも重要らしい。大人と子供では、話すときのイントネーションが違うらしいのだ。例えば、「とってもうれしいよ」と言うとき、子供は語尾を上げ、大人は語尾を下げるんだそう。確かに、言われてみるとそうかもしれない。さらに、句読点の間をなくしたり、短くすることでより子供っぽい話し方になるようだ。こういったイントネーションも意識してみると、よりロリっぽいアニメ声に近づけるのでは? 上に挙げたポイントを駆使して、モテモテボイスを手に入れちゃおう!