男もハマる? 男性用セクシーランジェリーの魅力って!?

BL

2012/12/20

 見えないところまでオシャレに気を遣う女子にとって、下着は最も重要なポイントと言っても過言ではない。当然こだわっている人も多いだろうし、かわいい下着を見るとついつい買ってしまうという人もいるのでは? でも、そんな下着の魅力にハマっているのは、女子だけではないようだ。BLにおいても、そんなかわいらしい女性用下着の魅力にハマリ、男性用セクシーランジェリーにまで目覚めてしまった男性キャラがたくさん登場している。それほどまでに彼らを虜にするセクシーランジェリーの魅力とは、一体何なのか?

 まず真っ先に思い浮かべるのは、その見た目のかわいさだろう。『イマドキ青春男クラ』(カワハラ恋/角川書店)に登場する、運動も勉強もできておまけにハーフという完璧な男子高校生・夏野。パーフェクトな彼は、紳士服にない繊細さとか鮮やかさとか可愛らしさとかに惹かれて女性用下着のデザイナーを目指している。『オス♂ブラ』(生田いくじ/竹書房)の主人公・大野や『スーツの下の×××』(恭屋鮎美/オークラ出版)に登場する勝田だって、可愛くてフリフリしたものが好きすぎて下着メーカーに就職したようなもの。『未知との遭遇』(腰乃/リブレ出版『マガジンBE-BOY 2012年8月号』)で自らのことをメンズ用セクシーランジェリー愛好家と語る渋谷なんて、水玉のTバックにヒモパン、いちごパンツまで幅広く取り揃えているのだ。やはり、男性用に比べて女性用下着はバリエーションが豊富。レースがついていたり、花柄やドット柄など、かわいらしい見た目のものがたくさんある。

 それに、『オス♂ブラ』の大野は部屋でも編み物をするような乙男(オトメン)だし、『イマドキ青春男クラ』の夏野は老舗紳士服店の息子なので手芸も得意。乙男が流行し、かわいいもの好きを公言する男子が増えたのだから、彼らの関心が繊細なつくりの下着へと向かうのも自然なことだったのかもしれない。

 そして、もっと重要なのが履き心地や着け心地だ。『オス♂ブラ』に登場する下着メーカーでは、下着を着けて乳首が浮いたり、アソコがはみ出してしまわないように細部までこだわって作られている。大野の上司でメンズブラを愛用している早乙女によると、メンズブラは程よい締め付けと心地よさで身も心も優しく包み、疲れたサラリーマンを癒す天使の羽のようなものらしいのだ。それが本当なら『スーツの下の×××』の勝田が、我慢できずに夜中の会社でブラジャーを着けてしまったのもうなずける。

 また『未知との遭遇』に出てくる渋谷は、履き心地がいいシルク生地のパンツが好き。それに、彼やその上司である本田によると、トランクスは普通の短パンを履いているみたいで落ち着かないし、服の中でもたつくそうだが、ピタッとした下着だとおさまりも良くて身が引き締まるんだそう。特に、Tバックの一種でフロント部分がV字にカットされたGストリングという下着は、アソコにぴっちりと密着し、下着のラインも出ないので渋谷のお気に入りなんだとか。おまけに、彼はかわいい下着を着こなすため、体を鍛えたり毛の処理までするほどのこだわりを見せている。

 でも、こんなセクシーランジェリーをつけていたら気軽にトイレへ行ったり、人前で着替えたりすることもできない。実際、町外れでの打ち合わせ帰りにトイレがなくて困った渋谷は、立ちションすることもできずに1人で悶えるのだ。そんな彼らは、実はこっそりと1人SMプレイを楽しむM男子でもあったのか? また、逆に『オス♂ブラ』の会社では裸エプロンならぬメンズ下着エプロンを開発して、食堂で働くスタッフの制服にしてしまったりもする。こんなふうに、あえて人に見せることで得られる喜びだってあるのだ。
着て、見て、見られて楽しめるメンズ用セクシーランジェリー。今後は、その魅力にハマる人がもっと増えるかもしれない。