「和田アキ子さんは誰といっしょの部屋?」 紅白歌合戦トリビア

テレビ

2012/12/29

 日本人の大晦日といえば紅白歌合戦。……そんな感覚もずいぶん薄れた昨今。しかし、いまだに視聴率30%台~40%台を記録するのは事実なわけで、まだまだ年末の風物詩、芸能界の一大イベントであることは確かだろう。

 そんな紅白歌合戦、他の音楽番組を圧倒的に凌駕する歴史や存在感があるだけに、実にさまざまなエピソードやトリビアに満ちている。そんな紅白ネタを1冊にまとめたのが『紅白歌合戦の舞台裏』(全音楽譜出版社)だ。

 著者は『童謡の謎』(祥伝社)シリーズで知られる合田道人氏。元ミュージシャンで日本歌手協会常任理事に最年少で就任するなど音楽業界に長年、深く関わり「紅白博士」の異名も持っている。紅白歌合戦の素朴な疑問に答える第一部と、出場歌手・曲・エピソードなどを年ごとに紹介していくクロニクル的第二部という、番組にならった(?)遊び心あふれる構成がほほえましい。

 注目は第一部だ。「男性陣のベテラン歌手たちの楽屋は?」「和田アキ子さんは誰といっしょの部屋?」芸能好きにはそそられる質問が続く。「和田アキ子さんが毎年おにぎりを作ってくると聞きましたが、お弁当はどうなっているのですか?」なんて、質問の時点で吹き出しそうだ(答えもちょっと驚き)。その他、「昨年、AKB48の出場に合わせてステージに立ったSDN48、SKE48、NMB48、HKT48、JKT48の合計210人の楽屋は?」など最新事情も網羅。ちなみに210人の楽屋がどこだったかは……本書でご確認を。

文=長谷川一秀