2012年ブレイクしたDaiGoの「メンタリズム」における恋愛の絶対法則とは?

公開日:2012/12/30

 気になる相手を振り向かせることは、とてもムズカシイ。こちらからいろんなアクションを起こして引かれるのは嫌だし、声をかけくれることを待っていても先に進まない。それならいっそ玉砕覚悟でストレートにぶつかってみるか!? いやその前に、今話題の“メンタリズム”で恋を思い通りにコントロールする、という方法もあるようだ――。

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 2012年に大ブレイクし、各メディアにひっぱりだこだったメンタリストDaiGo。フジテレビ『笑っていいとも!』など人気テレビ番組に出演し、フォーク曲げや人の心を読むなどのパフォーマンスで話題となっている。超能力のように見える彼の華麗なパフォーマンスは、本人によるとタネも仕掛けもあり科学や心理学で理論的に説明できるそうだ。彼が海外から日本に持ち込んだこのメンタリズムというテクニックについて、いくつかの著書が出版されている。

 『メンタリズム 誰とでも心を通わせることができる7つの法則』(ワニブックス)や、『人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DVD付き)』(扶桑社)は、彼がブレイクする以前の著作。メンタリズムの手法を一から詳しく説明してくれている。また、『メンタリズム 恋愛の絶対法則』(青春出版社)は、恋愛を成就させるテクニックを知ることができる禁断の書である。そして最新の著作は、『これがメンタリズムです メンタリストになれる本』(幻冬舎)。彼がテレビで見せるパフォーマンスを徹底解説しており、その名のとおりこれを読んで実践すれば、メンタリストになることができるという。

 『メンタリズム 恋愛の絶対法則』に限らず、彼の著書には恋愛に応用できるメンタリズムのテクニックが満載。この中で特に使える2つの「絶対法則」を紹介しよう。

 まずは「アセンブリ」。気になる相手の気持ちを少しでも知ることができれば、どうアプローチすべきかわかるのに…などと思ったことはないだろうか。そんな時にはこの「アセンブリ」が使える。「アセンブリ」とは「配置」という意味。人は自分の感情イメージの配置場所を無自覚に決めているものだという。どういうことかというと、たとえば「付き合った人との一番楽しかったデートの思い出は?」という質問の場合は右上の空間をじーっとみて考えるのに対し、「思い出したくもない恋の記憶は?」という質問の場合には左下を見て考える人がいたとする。この人は、右上の空間にいいイメージを、左下の空間には悪いイメージを立体的に配置しているということになる。これを応用すれば、相手が自分の話にいい印象を持っているのかそうでないのかを知ることができるというわけだ。

 もっと先導的でちょっと危険な技が「アンカリング」。恋のイメージを相手の意識下に埋め込むことができるという。このテクニックを使っている最たるものが有名な「パブロフの犬」。一定期間ベルを鳴らして犬にエサを与えた結果、犬はベルの音を聞いただけでよだれを流すようになったというものだ。ここでは恋愛なので、ある動作で「愛おしい」という気持ちを引き起こすように相手に仕向ければいい。たとえば、相手が自分を褒めてくれたとき、うれしいことを言ってくれたときに、相手の腕に自分の腕をトンと軽く当ててみる。ただしこれは同じ動作を繰り返していることが相手にバレないようにしなければならない。やり過ぎると気持ち悪がられるので要注意だ。

 ほかにもメンタリズムには恋愛をアシストするテクニックがいっぱいなので、試してみない手はないだろう。DaiGoのように駆使することができれば、恋愛はもうあなたの思いのまま――かも知れない!?

文=佐藤来未(Office Ti+)