著名人&担当編集者が明かす 直木賞作家・三浦しをんの素顔

公開日:2013/1/17

 松田龍平&瑛太主演で1月11日からスタートしたドラマ『まほろ駅前番外地』。その原作者である直木賞作家・三浦しをん。過去には、『風が強く吹いている』が実写映画化、また昨年の本屋大賞受賞作『舟を編む』の映画公開も4月に控えている人気ぶりだ。また、『神去なあなあ日常』には宮崎駿が帯にコメントを寄せるなど、著名人からの支持も深い。
 『ダ・ヴィンチ』2月号の三浦しをん特集では、交流のある著名人や担当編集者が、三浦しをんとのエピソードやイチオシの1冊などを紹介している。

advertisement

 「底が深い。行き着いた底にあるのが漆黒の闇なのか、光弾ける楽天性なのか、わたしには見当もつかない」と語る作家・あさのあつこのイチオシ作品は『神去なあなあ日常』。同じく作家の角田光代が選んだのは『風が強く吹いている』。「人とのかかわりの強さもさることながら、走るという動きの強靱なうつくしさを、見事に描き出していて感動しました」と絶賛。
 また、三浦しをんの小説を書評に取りあげることもあるという翻訳家・児童文学研究家の金原瑞人、エッセイストとしても知られる翻訳家の岸本佐知子も登場。三浦しをんとの対談経験もある翻訳家・鴻巣友季子は、『』『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』などの三浦しをんの数々の作品を名作として挙げている。
 そのほか、星新一にまつわるノンフィクションで知られる作家・最相葉月や、マンガ家のえすとえむ、山田ユギなどそのメンバーは錚々たるもの。寄稿者の一覧はダ・ヴィンチ』2月号の目次ページで確認できる。

 語られるエピソードは小説やエッセイからは知れない、三浦しをんの意外な一面ばかり。編集者たちの語る裏話にも注目だ。

(『ダ・ヴィンチ』2月号「三浦しをん大特集:あの人からの証言 三浦しをんってこんな人」より)