SF小説版のWBC開催!? 各国代表のSF作品で打順を組もうぜ 【第12回Twitter読書会】

更新日:2013/1/25

第12回目のTwitter読書会が開催!

 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)が3月に開催される。3連覇が期待される日本代表は、アメリカ代表をはじめ、世界の強豪たちと戦うことになるのだ。先日、アメリカ代表の暫定メンバー27名が発表されたが、オールスター選手の寄せ集めではなく、地味ながらもバランスの良い人選をしたジョー・トーリ監督率いるこのメンバーこそ「ゲームに勝つためのベストチーム」であり、彼らの本気度がうかがえる。

 そこで、今回のTwitter読書会はWBC前哨戦として位置づけ、「もしSF小説のWBCが開催されたとしたら、各国の代表チームはどんな打順なのか?」といったテーマで、それぞれの国のSF小説について語り合う。参加方法は簡単で、Twitterでハッシュタグ『#SF小説で打順組もうぜ』をつけて、国名、打順、作品名、その理由などについてつぶやくだけ。24時間実施しているのでタイムラインを追うと他の参加者の発言も見ることができる。

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 例えば、最大のライバル、アメリカのSF小説で考えると、こんな打順になるかもしれない。

【SF小説アメリカ代表チームの打順】(※主催者ゆりいか選抜)
1番『夏への扉』ロバート・A・ハイライン
2番『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット
3番『われはロボット』アイザック・アシモフ
4番『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
5番『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
6番『ディファレンス・エンジン』ブルース・スターリング/ウィリアム・ギブスン
7番『地球最後の日』フィリップ・ゴードン・ワイリー
8番『ハイペリオン』ダン・シモンズ
9番『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
(控え)『老人と宇宙』ジョン・スコルジー

  
 他にも、イギリス代表ならば、SFの父、H・G・ウェルズ『タイム・マシン』やアーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅』がクリーンナップを飾るかもしれないし、フランス代表ならば、ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』『海底二万里』が1・2番を務めるかもしれない。このような形で、それぞれの国の打順についてみんなでつぶやきあいながら考えていきたい。果たして、日本代表の打順を組むとしたら、どんな作品がラインナップされるのか? ぜひおすすめの作品を推薦してほしい。

<Twitter読書会 #12 開催概要>

▼開催日時
1月26日(土)21:00 ~ 1月27日(日)21:00

▼特設ページURL
https://ddnavi.com/dokushokai/ ※1月26日21:00開設

▼読書会テーマ(ハッシュタグ)
『#SF小説で打順組もうぜ』

▼司会
ゆりいか(@yuriikaramo

【今までに開催されたTwitter読書会のまとめ】

第1回:「思春期に性に目覚めた本」
第2回:「原作が先か映像が先か」
第3回:「いま注目すべき本の達人」
第4回:「思わずジャケ買いした一冊」
第5回:「村上春樹を語ろう」
第6回:「昨今の同性愛作品はどうなの?」
第7回:「思わず旅に出たくなる本」
第8回:「これからくるミステリー作家」
第9回:「おすすめのWeb漫画」
第10回:「オタクになったきっかけ」
第11回:「ももたろう文体模写」