宮崎あおいがハマってる占い師とは!?

芸能

2013/2/11

 オセロ中島の洗脳騒動など占いにハマる芸能人は少なくないが、最近意外な人物がある占い師にハマっているという。

 主演映画『きいろいゾウ』が好評の宮崎あおい。4月には『舟を編む』と『ペタルダンス』の公開も控えており、今年も映画を中心に大活躍することは間違いなさそうだ。そんな順風満帆な彼女がハマッている占い師とはいったい誰なのか。

その占い師の名前は、ルイーズ吉田。なんだか胡散臭いにおいがプンプンするが、ご心配なく。ルイーズ吉田というのは、瀬尾まい子の連作短編集『強運の持ち主』(文藝春秋)の主人公の名前。この作品が、いま、宮崎イチオシの小説なのだ。

 宮崎は、1月26日放送の『王様のブランチ』で、この本をオススメの本として紹介。「人とのつながりの描き方がとても好き」らしく、占いに訪れた客たちとルイーズ吉田のやりとりにしても、「こんな暖かい言葉をかけてあげることができるんだなとか、感情がいっぱい動く瞬間があるのも好きなポイント」と語った。

 宮崎が話すように、本書に登場する占いは“ちょっと背中を押すだけ”という役割のもの。そもそも、ルイーズ吉田は元OLで、オーラが見えるわけでも予言ができるわけでもない、たった2日間研修を受けただけ。占いの本を参考にしても、計算が苦手で間違ってしまうような素人以下の占い師なのだ。それでも、「明るい未来と暗い未来を、七対三の割合で話す」「当たり前のことをそれらしい顔で言うだけ」で、よく当たると評判の占い師になってしまう。

 しかし、ルイーズ吉田の占いは、なにもインチキで塗り固めたものではない。「その人がさ、よりよくなれるように、踏みとどまってる足を進められるように、ちょっと背中を押すだけ」というポジションで悩みを抱える客と向かい合うのだ。悩みを誰かに聞いてもらいたい。その欲求に応えるのが占い師の役割……そんな気さえしてくる、やさしい気持ちが詰まった小説だ。瀬尾まいこの作品について、宮崎は「人の温かい部分にたくさん触れることができる」と評していたが、まさしく本作もそんな1冊である。

ちなみに、宮崎は最近、断捨離にもハマっているらしく、“これからの人生で読み直したい本”だけを残してあとは整理したのだとか。もちろん、瀬尾まいこをはじめ、『きいろいゾウ』(小学館)の原作者である西 加奈子の本は、本棚に残したそうだ。