『niconico』 「クリエイター奨励プログラム」をニコニコ静画に対応

アニメ・マンガ

2013/2/20

解説するドワンゴの伴 龍一郎氏

 株式会社ドワンゴおよび株式会社ニワンゴは、両社が運営する動画サービス『niconico』において、クリエイターの創作活動やコラボレーションを支援する制度「クリエイター奨励プログラム」を、2月19日(火)よりニコニコ静画に全面対応させたと発表した。

 「クリエイター奨励プログラム」とは、プレミアム会員収入の一部から、ニコニコ動画の投稿作品(動画・静画・ニコニ・コモンズ素材)に奨励金を付与するプログラムのこと。クリエイターの創作活動とコラボレーションを支援する取り組みとして、2011年の12月から開始され、発表によれば奨励⾦の総支払額は3億336万8632円分、受取ユーザー総数は3973名に及ぶという。

 これまで「クリエイター奨励プログラム」では、作品奨励⾦の対象は動画のみだったが、今後はニコニコ静画(イラスト、ニコニコ漫画、スクロール漫画)の作品も対象となり、クリエイター奨励プログラムへの登録が可能となった。また、現在、奨励⾦は投稿者アカウントを持つクリエイターのみが受け取る仕組みとなっていたが、4月からは投稿者が指定したアカウントのユーザー(クリエイター)も任意の割合で受け取ることができるようになる。これにより、複数のクリエイターとのコラボレーション作品における奨励⾦の分配がスムーズになるという。

 この発表の模様は、ニコニコ動画内のサービス『ニコニコ生放送』でも、「二コニコ『クリエイター奨励』新発表~現代の絵師が生計を立てるには?~」といったタイトルで中継され、視聴者のコメントの中には「これでクリエイターの生活は改善する」「努力が報われる可能性があるからいいと思う」といった声がある一方で、「無断で転載された動画の取り締まりはどうするのか?」、「不正対策がきちんと行われるのか不安」といった声もあり、様々な質問や提案がおこなわれていた。

クリエイター奨励プログラムとは?
クリエイターの創作活動とコラボレーションを支援する取り組みとして、投稿作品の⼈気度等に応じて奨励⾦を進呈するプログラム。クリエイター奨励プログラムに作品を登録してから3 ヶ月間、その作品が公開され続ければ、奨励⾦を現⾦またはニコニコポイントで受け取れる(プレミアム会員限定)。奨励⾦はプレミアム会員収⼊の⼀部を原資とし、クリエイター奨励プログラムに登録している全作品で分配。作品の⼈気度が⾼いほど奨励⾦の額も多くなるが、奨励プログラムに登録している作品が多いと、それぞれの作品が受け取る奨励⾦の額は少なくなる。


◆奨励⾦の種類/算出方法
・作品奨励⾦:その作品⾃体の⼈気度に応じて算出される奨励⾦
・子ども手当:その作品に影響を受けた子作品の⼈気度に応じて算出される奨励⾦
(子ども手当はコンテンツツリーを元に算出、子作品⾃体がクリエイター奨励プログラムに登録していなくても支払われる)

◆クリエイター奨励プログラムの奨励⾦概況
・総支払額:3億336万8,632円分 受取ユーザー総数:3,973名
・支払額別⼈数集計:1,000万円以上3名、500万円〜999万円4名、100万円〜499万円56名
・集計対象:2011年12月分〜2012年9月分の10カ月間
※奨励⾦額が年間20万円を超えるユーザーに向けて確定申告⽤資料が印刷可能に。

その他、クリエイター奨励の詳細に関してはこちらまで。