萌え度最強!? 迷彩服を着た少女たちがたまらない!

暮らし

更新日:2013/3/21

 先日、マイナビニュースが独身女性300人を対象におこなった「デートで相手の服装にがっかりしたことがあるか」というアンケートがネット住民の話題となった。なかでも、多くの関心を集めたのが「上下迷彩服」という格好がダメといわれた点。これには「納得いかねえ」「上下フル迷彩は男の勝負服」「迷彩がディスられる日がくるとは……」などの意見がみられた。そう、男にはミリタリーへの憧れからか迷彩服好きがけっこういて、それをこじらせて、女性が迷彩服を着込んでいる姿にドキドキしてしまう、いわゆる迷彩服萌えへと転化してしまった人も多いらしい。

 そんな人たちが大喜びしそうな本が出版された。それが『迷彩少女:ミリタリー萌えポーズ集』(合田好宏:写真/アスペクト)だ。この本ではマンガやイラストを描くのに役立ちそうな迷彩服少女の写真が450点掲載されている。モデルはセクシーアイドルの瑠川リナ。整った顔立ちとボディで、見事に迷彩服を着こなしている。

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 しかも、その撮影がスタジオだけではなく、ジャングルや廃ビル、敵アジトなど、さまざまなシチュエーションで撮られていることも特徴的だろう。

 たとえば、ジャングルのシチュエーション写真では、東南アジアの小国、住民が戦火に追われ無人となった廃村で、ゲリラが仕掛けたブービートラップを警戒しながら索敵するという、妙にしっくりくる設定が敷かれており、生い茂る木々に囲まれ、廃屋っぽいところを迷彩服(BDU)を着てM-16A2を両手にもった瑠川リナが、危機感をはらんだ表情で立っている。もう、このシーンだけでお腹いっぱいなほどだが、ほかにも、M1911A1を持ち、構えている姿をさまざまなアングルから写したものや、迷彩服を脱ぎ、下着姿になるまでの連続カットなどもおさめられている。

 もちろん、実写だけでなく、迷彩服以外でも、ミリタリーとかわいい女の子という組み合わせは、多くの人気を集めている。『ストライクウィッチーズ』(南房秀久:著、島田フミカネ:イラスト/角川書店)や『ソラノヲト』(Paradores :著、神馬耶樹:イラスト/アスキー・メディアワークス)、『ガールズ&パンツァー』(才谷屋龍一、ガールズ&パンツァー製作委員会:著、鈴木貴昭、グラフィニカ:その他/メディアファクトリー)、『萌えよ! 戦車学校』(田村尚也:著、野上武志:イラスト/イカロス出版)などの例を見れば一目瞭然だろう。そう、ミリタリーと萌えは、どちらも、男を燃えさせるもの。だから親和性がとても高いのだ。また、武器や軍服という「戦い」を連想させるようなものを、かよわい女の子が持っている(着ている)ということで、ギャップ萌えにも繋がっている。

 今、萌えの最前線に立っているのは、こうした、迷彩服少女をはじめとするミリタリーっ娘たちなのかもしれない。さあ、ともに、彼女たちの戦いを見届けようではないか。