少女から大人まで楽しめる学園ファンタジーの傑作 シリーズ累計100万部! 「RDG レッドデータガール」がついにアニメ化!
更新日:2013/4/19
4月よりTVアニメ放送開始!
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泉水子や深行たちの活躍がいよいよアニメーションになる。
キャラクター原案に気鋭のイラストレーター・岸田メルを迎え、制作は『Another』などで高い評価を得ているP.A.WORKSが担当することになった。見どころは、なんといっても美しい作画。泉水子の故郷である熊野の山深さ、玉倉神社の清澄さなど、物語を理解する上で欠かせない空気感が丹念に描き出され、見るものを『RDG』の世界に一気に引きこんでくれる。
また、各キャラクターもまるで原作から飛び出したかのようにイメージぴったり。
初回では、泉水子の熊野での生活が描かれるが、原作が文字で描くところの泉水子の野暮ったさや、深行の少年らしからぬ切れ者っぽさなど、それぞれの特徴が余すことなくビジュアル化されていて、登場人物たちのリアリティをより一層深めている。声は、泉水子が早見沙織、深行が内山昂輝と、人気声優たちが勢揃いし、絵に新たな生命を吹き込んだ。advertisement -
4月3日よりTOKYO MX、キッズステーションほかにて放送開始予定。3月16日より毎週土曜日23:30よりニコニコ生放送にて先行配信中!(タイムシフト未対応)
監督を務める篠原俊哉は、ポイントとなる泉水子の描き方を一番大事にしつつ、原作の持つ厚みや深みを最大限に表現するため、日々苦心を重ねているとか。長い物語が、どのように1クールのアニメとして構成されるのか興味は尽きない。すでに多くの読者を獲得している原作のアニメ化ということで苦労は多々あるようだが、良きスタッフとキャストを得て、最高の作品になることが期待できそうだ。
取材・文=門賀美央子 撮影=下林彩子
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東京の有名私学から転校してきた相楽深行。険しい表情には、何やら事情があるようだが……。
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おとなしく引っ込み思案な泉水子。中学校の教室でも目立たない存在だったが……。
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深山にひっそりと立つ玉倉神社。光と影のコントラストに山の神の気配が感じられるようだ。
(c) 2013 荻原規子・角川書店
/「RDG」製作委員会 -