通勤時間にちょうどいい カドカワ・ミニッツブック配信開始

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/23

 BOOK☆WALKERから30分前後で読み切れる分量にこだわった「カドカワ・ミニッツブック」シリーズが配信された。

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 雑誌の特集よりは読み応えがあり、しかし、電子書籍で読み切れるように新書や単行本よりはボリュームを抑えてあるという、そういったコンテンツが日本でも注目されるようになってきた。

 日本人の平均の片道の通勤通学時間は34.1分。そして、全体の25.5%の人がその時間にネットを利用しているという(角川アスキー総合研究所の1万人調査より)。そういった時間に読みやすく、しかもまとまった情報を楽しめる“本”がネットの中にあれば、30分以上の通勤通学を読書時間にすることができる。

 今回配信が始まった「カドカワ・ミニッツブック」では、1分間=600字の読書スピードを想定して、30分前後で読み切れる分量にこだわったという(往復の通勤通学で60分以内の本が読了できる計算)。配信タイトルも角川グループ各社が参加し、IT、ビジネス、エンターテインメント、実用、カルチャー等、多彩なジャンルの作品をそろえる。毎月約6点配信される予定。

●創刊ラインナップ
※読了想定時間は600字=1分で算出
遠野物語preview』 京極夏彦×柳田國男 角川学芸出版 (13分)
自分を信じていい時代』 モーリー・ロバートソン ブックウォーカー (38分)
9th Note/Senri Oe Ⅰ 憂鬱のはじまり。』 大江千里 ブックウォーカー (28分)
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