堺雅人&菅野美穂に続け! “ぐうの音も出ない”夫婦になる方法

恋愛・結婚

2013/4/6

 俳優・堺雅人と女優・菅野美穂が4月2日に婚姻届を提出し、晴れて正式な夫婦となった。連名での直筆コメントでは「これからは夫婦でささえあいながらそれぞれがまかされたひとつひとつの現場に真摯にむかいあっていきたいとおもっております」と菅野も引き続き女優業を続けることを明かしており、共働き夫婦となるようだ。結婚報道以来、「お似合いすぎる」「理想のカップル」と祝福ムード一色に包まれていた2人。実際に理想の共働き夫婦になるためには、どんなことが必要なのだろうか。

 内閣府・男女共同参画白書によると、1997年には雇用者における共働き世帯数が片働き世帯を抜き、現代はまさに共働き夫婦の時代。長引く不況を考えれば夫婦が互いに働くことはリスクヘッジになり得るが、互いに精神的・肉体的な余裕がなくなることが多く、夫婦間にはより密な関係が必要になってくる。

 今回は『2人が「最高のチーム」になる ワーキングカップルの人生戦略』(小室淑恵、駒崎弘樹/英治出版)から、夫婦仲を保つポイントを学んでみたい。

 「仕事が好き」「家計のため」という理由で共働きを選んでも、長い人生それだけでは働くことへのモチベーションをキープしづらい。そこで取り入れたいのは“夢の可視化”。著者のひとり小室氏が提案するのは、「将来エクセル」と呼ぶシートに目指すライフスタイルと家計の収支を記入するというもの。年ごとに見込まれる収入や、海外旅行などのイベント、子ども出産や入園など教育費などをざっくりと記入し、現実的な家計を把握するというもの。これを2人で行えば、働く意欲はもちろん、互いに理想とするライフスタイルを話し合うきっかけになったり、夢が実現可能かを測る機会にもなる。なんのための働くのかという目的意識を持てば、仕事への取り組み方も変わる。

 また共働き夫婦の危険因子のひとつは「すれ違い」にも対策が必要だ。互いに忙しいことを理解した上で、意識的に夫婦の時間を作ることが求められる。具体例として本書にあるのは、朝に家族みんなで一緒にお風呂に入る「朝バスタイム」。風呂だと新聞もパソコンもケータイに邪魔されずにゆっくり話をすることができるし、入浴という生活の中に組み込まれているので実現性も高い。ほかにも「朝のお見送り」や「ウィークデーランチ」「夜お茶タイム」が挙がられており、心持ち次第で夫婦の時間は作れることがわかる。駒崎氏いわく、そのときに大事なのはパソコンもケータイも遠ざけた「オフライン状態」にし、相手の顔をみてしっかり話を聞くこと。何かをしながらの生返事は、返って相手の心をささくれさせてしまうから避けた方がいいようだ。

 そして共働き夫婦最大の転換期は「育児」。育児休暇を取得したとはいえいずれは復職する妻を思うと、専業主婦家庭よりも夫の育児参加は不可欠である。そこで小室氏が注意を促すのは、「夫を育児から排除せず、なるべく早い時期に育児の“当事者”になってもらうこと」。出産直後というのは、どうしても母親が子どもを独占しがち。そうすると、夫は育児の傍観者になってしまい、育児参加の機会を失ってしまう恐れもあるのだとか。母乳以外は男性でもできる。早くから子育ての楽しさを共有すれば、後々の子育てが楽になるはず。

 高度成長期~バブル期は多くの家庭が「企業戦士+専業主婦」という構成だったために、共働き夫婦のロールモデルは少ない。だからこそ、各々の夫婦が日常の中で創意工夫をし、ルールを決めていく必要がある。そんなときに『2人が「最高のチーム」になる ワーキングカップルの人生戦略』を参考すれば、ヒントを与えてくれるはずだ。