『水曜どうでしょう』3年ぶりの新作撮影開始 舞台は海外か!?

エンタメ

更新日:2013/4/10

 北海道テレビ放送が制作する人気番組『水曜どうでしょう』が新たな旅に出発。新作の撮影が始まったようだ。

 2013年4月9日(火)に同番組の公式サイトにて、ディレクターの藤村忠寿さんが「しばらく旅に出ます。3年ぶりの旅でございます。ちょっと遠くまで行ってきます。」と報告。ほぼ同時刻には出演者の“ミスター”こと鈴井貴之さんも自身のブログで「バタバタしていたら、もう4月。あ、ちょっと旅に出てきます。ではでは。」と書き込み、そこに共演者の大泉洋さんは「ちょっとじゃないでしょう! 会長!! けっこうな旅に出ますよ!! いや~なかなかな場所ですよ‥‥」と突っ込みを入れている。『水曜どうでしょう』再開の予感にネットなどでも話題となっている。

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 実は大泉さんは、エッセイ集『大泉エッセイ』を4月19日(金)に刊行する予定。どうでしょう軍団が撮影に向かったのは海外という情報もあり、ひょっとすると発売日には本人は日本にいない可能性が出てきた。

 エッセイ集は1997年から3誌で連載していた原稿に、書下ろしを加えた16年分全112編が一挙に収録されている。内容は『どうでしょう』サイコロの旅第1回目の放送後のショッキングな事実(?)や、『原付きベトナム縦断1800キロ』を終了し終えた直後の感動エピソードなど『どうでしょう』のエピソードが多数登場、また書き下ろしでは、大泉洋さん本人が初めて『どうでしょう』への想いを本音で語っている。

 4月6日に発売された『ダ・ヴィンチ』5月号では大泉洋さんを特集。本人のインタビューのほか、新刊のエッセイ集に寄せて、『どうでしょう』の2人のディレクターからメッセージが送られている。藤村忠寿さんは、「『水曜どうでしょう』という番組を僕らは、たぶん本当に、一生続けていくと思います」とコメント、嬉野雅道さんも「(大泉さんに向けて)あなたの周りから彼方こなたへ穏やかに渡る幸福の春風に吹かれ揺れるように手を振り返す樹々の葉を眺め、その中を歩くあなたを眺め、そうしながら私は死ぬのだと思います」と、『どうでしょう』を一生続けていくことを表明している。
 エッセイ集の中で大泉さんが『どうでしょう』への熱い想いを語っているのをうけてのこのコメント、まだまだどうでしょう軍団の絆は磐石のようだ。

 とりあえずエッセイ集を読みながら『水曜どうでしょう』の新シリーズを心待ちにしたい。

■書籍情報
タイトル:大泉エッセイ ~僕が綴った16年
著  者:大泉 洋
装  画:あだち 充
発 売 日:2013年4月19日(金)
価   格:1300円(税抜き)
仕   様:四六並製/352P
I S B N :978-4-8401-5167-2
発   売:メディアファクトリー
※予告なく変更になる可能性があります。