8800万部突破の官能小説 「フィフティ・シェイズ」3部作完結

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/23

 世界50か国以上で出版され、累計売上部数が8800万部を突破し、ヒット記録を更新中の小説、「フィフティ・シェイズ」3部作。その完結篇となる『フィフティ・シェイズ・フリード』が2013年4月に刊行された。

 「フィフティ・シェイズ」3部作は、イギリス在住の主婦、E・L・ジェイムズが、オンラインに投稿した作品が注目を集め、オーストラリアの小さな出版社によって書籍化されたことがきっかけで生まれ、その後、大手、米ランダムハウス社の目にとまり拡大展開された。

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 日本国内でも2012年11月に第1弾『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が発売されると同時に、大胆な性的描写がTV、雑誌など各方面で話題となり、第2弾『フィフティ・シェイズ・ダーカー』と合わせた2作品の発行部数が13万部を越えるヒット作品となった。すでにユニバーサル・ピクチャーズで映画化が決定しており、今後ますます世界中の注目を集めることは間違いない。

■『フィフティ・シェイズ・フリード』(上) E・L・ジェイムズ 池田真紀子/訳 早川書房 1470円
■『フィフティ・シェイズ・フリード』(下) E・L・ジェイムズ 池田真紀子/訳 早川書房 1470円

 電子書籍版も配信されており、各電子書店で購入することができる。
⇒「フィフティ・シェイズ」シリーズ(電子ナビ)