あの大人気おにぎりも危険!? この添加物が危ない

健康

2013/4/24

  「2人に1人ががんにかかる」と言われる現在。健康を気遣う人も増え、とくに身体の基本となる食事には関心も高い。『週刊文春』(文藝春秋)が行った“中国猛毒食品”キャンペーンも、話題を集めたばかりだ。

  そんななか、じわじわと売れているのが、先月出版された『体を壊す10大食品添加物』(渡辺雄二/幻冬舎)。本書は、大ブームとなった『買ってはいけない』(『週刊金曜日』編集部/金曜日)の著者のひとりである科学ジャーナリストがまとめた1冊で、身近な食品に含まれる“危険な食品添加物”を紹介しているものだ。

  たとえば、「発がん性物質に変化する発色剤」として挙げられているのが、亜硝酸ナトリウム。これはコンビニの明太子おにぎりに「(明太子の)色が黒ずむのを防ぐ目的で」添加されていることが多いという。この亜硝酸ナトリウムが明太子の原料であるアミン(第2級アミン)という物質と反応すると、「ニトロソアミン類」なる化学物質に変化。「これには強い発がん性物質がある」というのだ。

  さらに、明太子などの塩分が高い食品は胃の粘膜を荒らすことがあるが、この粘膜が再生する際に発がん性物質が作用することで「がんができやすくなる」という。明太子おにぎり好きの人にとっては衝撃的な内容だが、すべての明太子おにぎりに亜硝酸ナトリウムが添加されているわけではなく、同書によると、セブンイレブンの場合は無添加とのこと。また、亜硝酸ナトリウムはハムやウインナーなどにも使われていることがあるというので、気になる人は表示をチェックしてみよう。

  なかでも背筋がヒヤッとするのが、「ヒト推定致死量が茶さじ1杯」という殺菌料・次亜塩素酸ナトリウム。これはプールの消毒や漂白剤などの主成分なのだが、これが「魚介類や野菜などに殺菌の目的で」使用されているケースがあるというのだ。やっかいなことに「分解されて食品には残留しないという前提で使われているため、表示が免除」されているというから、気の付けようもない。著者いわく「薬っぽいような、塩素臭いような、少し酸っぱいような、何ともいえない嫌な味」らしいので、感覚を研ぎ澄ませて食べるほかないようだ。

  タイトルの通り、計10品目の添加物についてことこまかく解説している本書。いま、使用が認められている合成添加物の数は431品目あるというが、これを全部避けるのは到底無理な話。だが、この本で紹介されている10大品目だけでも避ければ「添加物による発がんをかなり防ぐことができると考えられます」とのこと。神経質になりすぎるのもよくないが、健康第一の人はチェックしてみてほしい。