『つみきのいえ』フランス語版、ソルシエール賞最優秀賞を受賞
更新日:2017/11/23
累計売上35万部の大ヒット絵本『つみきのいえ』(加藤久仁生/絵 平田研也/文)のフランス語版が、フランスの児童書の賞で、最も権威のある賞ソルシエール賞(Prix Sorcières 2013)の最優秀賞を受賞した。
ソルシエール賞は、1986年に始まり、児童書に関わりの深い書店や、フランスの図書館協会、そして100人を超える児童書の専門家などによる投票で選ばれる。
過去の受賞者には、アンソニー・ブラウン、ヘレン・オクセンバリーなど世界的に著名な作家が名を連ねている。日本人の受賞者は、1986年の初年度の受賞者・深田遠志さんに続き27年ぶりとなる。 4月12日に、フランスのヴィルールバンヌで開催されたブックフェアで受賞が発表され、平田、加藤両氏は、手作りの映像でメッセージをフランス に贈り、喜びの気持ちを伝えた。
『つみきのいえ』は、、第81回米国アカデミー賞を受賞した短編アニメーションをもとに作られた絵本で、絵本雑誌『月刊MOE』が行う「絵本屋さん大賞」で、第2回の大賞を獲得している。
現在、加藤さんは『月刊MOE』で「あとがき」を連載中。