特集番外編1 2011年1月号

特集番外編1

更新日:2013/8/8

特集番外編1  DEEPランキングにご注目!

 

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関口靖彦

年末恒例の大特集「BOOK OF THE YEAR」ですが、今年は新企画として「“通”が選ぶDEEPランキング」を追加しました。純文学・一般文芸・青年コミック・少女マンガ……といった総合ランキングをにぎわす定番ジャンルには含まれない本にも、おもしろい作品がたくさんあるはず。ということで、ライトノベルやBL小説、エロマンガにオヤジマンガなどなど、各ジャンルに精通したかたがたに、この1年の傑作を教えていただきました。ふだんの『ダ・ヴィンチ』ではなかなかお目にかかれない作品が並び、しかもどれも本当におもしろそう……ということで、ぜひDEEPランキングに入った作品を読んでみてください。個人的には、ホームレスを主人公に据えたBL小説の存在にびっくりしました!

特集番外編1 ブックオブザイヤー特集番外編

 

編集H

今年の総合1位は、昨年に引き続き村上春樹さん『1Q84』BOOK3が獲得ということで、去年に引き続き今年も村上春樹さんにダ・ヴィンチ「ブックオブザイヤー」のために特別に受賞コメントをいただきました! ぜひ本誌でご確認ください!!

そして2010年に活躍した著名人といえば、マツコ・デラックスさん。マツコさんに今回ブックオブザイヤー特集の目玉企画にご登場いただいたのですが、私は数年前にMXテレビ『5時に夢中!』でマツコさんのコメントを観て以来のファンだったので、お会いできてとてもうれしかったです。
意外にもあまり本は読まないというマツコさんでしたが、ふだんから自然とアンテナを張っている方なので、今年話題になった本や出版ニュースについて、そこに群がる大衆心理を的確にユーモアを交えて語ってくださり、取材は本当に楽しかったです。取材後も、ドアまで見送ってくださり、本当に気遣いの方なんだなあと思いました。ますますファンになりました。

また、今年のブックオブザイヤー特集のアートワークはカリグラフィーアーティストの大槻亜妃さん(http://www.iqatass.com)が、箱とカリグラフィーを用いて作品世界を表現し、美しくデコレーションしてくださっています。文字がこんな風にアートになるなんて! 今回、大槻さんから特別にプレゼントもご提供いただきました。応募方法などは本誌特集最後に掲載されておりますので、皆さまふるってご応募くださいませ。!

特集番外編1 本に携わる人々は元気です!

 

編集S.K.

毎年恒例BOOK OF THE YEAR特集です。この時期になると一年間の出版ニュースを振り返ってみるのですが、そんなに動きはないと思っていても、毎年なにかしらニュースがありますね。今年はなんといっても電子書籍元年。どんな着地をみせるのか想像がつきませんが、新しいツールとして読書人口が少しでも増えれば、と思います。今回特集内の出版ニュース記事の中で4人の方に取材をさせていただいたのですが、みなさん熱い! 出版不況と言われていますが、本に携わる人々は元気ですよ! このパワーが伝わって、来年もたくさんのステキな本が、皆さんのお手元に届けばいいな、と思います。

そして、こちらも熱い!「よしもとで今チケットが一番売れるコンビ」ライセンスさんも取材させていただきました。お二人とも小説は単行本派なんだそうです。文庫派はよく聞きますが、単行本派はなかなか珍しいので、出版社としてはうれしい気持ちに(笑)。取材中「同じ本を読んだ人と感想を言い合いたい」とおっしゃっていましたが、同感です。ダ・ヴィンチ編集部もプラチナ本を決める会議は編集者全員で同じ本を読んで決めるので、仕事といいつつ贅沢な時間なのかもしれません。

2010年の総決算、本誌でぜひご確認ください!

特集番外編1 ブックオブザイヤー特集番外編

 

編集YS

年末恒例の「BOOK OF THE YEAR」。「今年の顔が選ぶ3冊」企画では、本好きのみなさまにご登場いただきました。ありがとうございました。
なかでも印象深かったのが、映画『告白』などに出演した、天才子役の芦田愛菜ちゃん(6歳!)。多いときには月に60冊も図書館で本を借りて読むという本好き少女で、いまや絵本にかぎらず児童書からマンガ、図鑑まで何でも読むということでした。最後に児童書をプレゼントしたらすごく喜んでくれて、きちんとお辞儀までしてくれました。来年は、数多くの小説原作の映画にも出演が決まっているので、またまた今後の活躍も楽しみです。
「目利きに訊くこれからブレイクする作家・マンガ家」にご協力いただいた書店さん、ライターさんのコメントも要チェック。
ほかにも読みどころ満載の企画が目白押しの年末号。年末年始の読書の参考にしていただけると嬉しいです。