矢沢永吉、哀川翔が萌え!? 腐女子が萌える男の名言

マンガ

更新日:2018/12/13

 男には、自分を奮い立たせて困難に立ち向かわなければならないときがある。そんなとき、誰かの名言が力になるのだ。そして、女子はそんな熱い男たちの姿や男同士の関係に萌えるもの。4月25日に発売された『男の鳥肌名言集』(米光一成/角川書店)には、矢沢永吉や哀川翔、新庄剛志といった人たちの男を奮い立たせる126の名言が収録されているのだが、この中から男を燃やし、女を萌えさせる名言を紹介していこう。

advertisement

 まずは、女が言われたら思わずきゅんとしちゃうブルースリーのセリフから。とても有名な「考えるな。感じろ」というセリフも、言われる場面によってはなんだかエロく聞こえないだろうか。好きな人と2人きりのときに言われたら、女の子がドキドキしてしまうのも仕方がない。そして、矢沢永吉の「考えてみな。本当に不安なのはテメェだけか?」というセリフを聞くと、「怖いのは自分だけじゃない」と思えて勇気が出てくるのもわかる。でも、このセリフを言いながら本当は相手も不安でビビっているけど必死に強がっているだけなのかもしれないと思うと、どんなにかっこいい人や怖そうな人でもなんだかかわいく見えてくるはず。

 また、哀川翔の「いちばんの誉め言葉は“お前でよかったよ”。ほかは何もいらない」なんてセリフを言われたら、この人を選んでよかったと改めて感じるはず。でも、この言葉が使われるのは恋人に対してだけじゃない。友達やチームメイト、会社の同僚に「お前でよかったよ」と言われれば、それだけでちょっと意識してしまうかも。それに、男同士でこんなふうに熱い言葉を交わしている姿も素敵だ。熱い男同士の友情は、女子が入り込む隙間もないもの。信頼しあって固い絆で結ばれた相手に「お前でよかったよ」と言われるのは、たしかに最高の誉め言葉なのかもしれない。男同士の友情だとわかってはいても、自分の好きな人や彼氏が友達や仲間にこんなことを言っていたらと思うとちょっと妬ける。ただ、腐女子から見るとこれほど萌えるセリフはないかも。もはや友情と呼ぶには熱すぎるけど、恋と呼ぶほどではない。そんな曖昧で危うげな関係も腐女子は大好物だし、これが片想いしている男の子のセリフだとしたら、切なさに胸がきゅーっとなるのでは。

 さらに、新庄剛志の「誰もが“できない”って言うのをやるのがいいんですよ。それが快感なんです。だから、どんどん“おまえは無理だ”と言ってください」という名言は、Sっ気のある女子からしたらたまらない。「まあ、あんたにはできないと思うけど」なんてちょっぴり上から目線で言い放ち、いじめぬいてみたいと思うはず。それに、この言葉に惹かれるのはなにもSな女だけではない。腐女子からすれば、強気な男が「おまえには無理だ」と罵られながらいろんな男に攻められる姿やヘタレ男子が誘い受けや襲い受けに「どうせあんたにはできないだろ」と言われていいようにされちゃう光景が次々と頭のなかに浮かんでくる。このひとことだけで、いろんな妄想が広がるのだ。

 女子の妄想を膨らませる名言がたくさん詰まった『男の鳥肌名言集』。みなさんも、お気に入りの萌える名言を探してみては?