特集番外編2 2007年2月号

特集番外編2

公開日:2007/1/10

涼宮ハルヒ 特集番外編

編集/M

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今回の涼宮ハルヒ特集は、「涼宮ハルヒ」シリーズという累計340万部の化け物ライトノベルを、さらに多くの人に読んでもらおうというもの。『涼宮ハルヒ』入門編になります。特集冒頭をはじめ、涼宮ハルヒから多くの引用を行い、物語の雰囲気が伝わるようにしました。

さて、この引用です。『涼宮ハルヒ』はなにしろ既刊8冊もあるので、一人で抜き出すのは到底無理。そこで、甘言を弄してライターさんをファミレスに監禁することにしました。まず、はじめにおいしい料理を食べた後、「打ち合わせ」と称してファミレスに誘導。もう逃しません。「ふふ、終電はもう終わったのだよ」といいながら、泣き出す<最近ダイエットしようと思っているんです>ライターさんのためにコーラやカルピスなど高カロリー飲料ばかり頼みます。カロリーだけが仕事の支えになるのですから。

なんだかんだでやる気になった二人は、実に10時間×2日かけて8冊から素晴らしい言葉を選び出しました。後半になってくると、眠気と妄想と減量と幻聴に悩ませられ、そして、少し血迷ってきます。「長門有希(ヒロインの一人)は僕の嫁だとおもうんですよ」半分寝ながら言う私。「僕は朝比奈みくる(同じくヒロインの一人)がいいで〜す」目が死んでいるライターさん。日の出の遅い冬は、朝6時でもまだ薄暗く、僕たちは静かに壊れていきました。

萌え。

カロリーよりもなお、萌えが我々を支えてくれたのです。

ちなみに、この3日後、デザイナーさんに「長門有希は〜」と発言したら、「理解できない。やっぱり朝比奈みくるでしょう」と言われ険悪ムードになりました。スゴイ魔力ですよ『涼宮ハルヒ』は。