オードリー若林主演で話題 次にくるレシピ本ドラマは?

テレビ

更新日:2013/7/4

 先日放送された、オードリー若林主演のドラマ『終電ごはん』(テレビ東京)。なんと原作は同名のレシピ本で、毎晩深夜に帰宅するという編集者の夫をもつ著者が、終電帰りでクタクタでも簡単につくれるお手軽でヘルシーなメニューを紹介している1冊。同じくレシピ本であるベストセラー『体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~』(タニタ/大和書房)が優香主演で映画化され話題になったが、今後、レシピ本のドラマ化が増えていくかもしれない。そこで今回は、ドラマ化してほしいレシピ本を取り上げてみよう。

 まず、最初にピックアップしたいのが、近年レシピ本界でトレンドの“男子”と“節約”が組み合わさった『家メシ道場』(給食系男子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)。1食100円程度で済ませられるという倹約メニューに、初心者でもつくりやすく、かつ男子も満足できるがっつり系おかずが数多く紹介されている本だ。なぜ1食100円で設定されているかというと、東京近郊のひとり暮らし20代男性の食費の日額平均は約1428円。ひと月に換算すると約4万3000円だそう。これを自炊によって1食100円に抑えられれば、年間で食費を40万円減らせる計算に。本書のそんなコンセプトは、結婚を夢見てコツコツとお金を貯める男子が節約・料理上手としてモテも手にする…そんな現代的なサクセスストーリーにもできるのではないだろうか。

 また、忘れてはいけないのが、レシピ本界の大ベストセラー『ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選』(文化出版局)だ。本書の著者は、主婦のカリスマとして人気を集める栗原はるみ。キッチン雑貨などをプロデュースし、ショップやレストランも展開する実業家としても活躍しており、女性にとってはあこがれの存在でもある。しかし、その華やかな人生も、見方を変えると波瀾万丈。彼女の夫は人気キャスターだった栗原玲児氏だが、有名歌手と離婚したことで世間を騒がせた人物。両親の猛反対を押し切って結婚したものの、結婚後まもなく夫は選挙に出馬し落選。収入は途絶えてしまったという。そんななか36歳で料理研究家として活動をスタートさせ、たちまち人気を博し、ついには日本人で初めて「グルマン世界料理本賞」を受賞するまでにいたったのだ。料理で家族を守り、自分の道を切り拓く──ドラマ以上にドラマティックなこの人生、ドラマにしないのはもったいない!?

 さらにレシピ本とは趣向が違うが、旅行会社に勤める平凡なサラリーマンが23年間のうちに食した2万5000食を絵日記として記録し続けた『シノダ課長のごはん絵日記』(篠田直樹/ポプラ社)も、ドラマ化を希望したい1冊。入籍した日に食べた天ぷらそばや、娘が誕生したその日の晩ごはん、誕生日を祝ったビストロの料理…一品一品に、かけがえのない人生が満ちている感動作だ。

 さて、次に映像化されるレシピ本はどんなものか。あなたも注目してみては?