返信まで何時間空けるべき? 世界基準のSNS恋愛術とは?

人間関係

更新日:2013/7/24

 メールやFacebookなど、好きな人に近づく手段は増えたのに、恋愛はちっともうまくいかない……。そんなふうに嘆いている人も多いかもしれない。しかし、メールやFacebookを恋愛に活かすには、それなりのテクニックが必要だ。そこで今回は、世界27カ国で翻訳され、全米で200万部のベストセラーとなった“恋愛バイブル”の最新版『現代版ルールズ 理想の男性を手に入れる31の法則』(エレン・ファイン+シェリー・シュナイダー:著、田村明子:訳/ベストセラーズ)から、恋愛用のメール・Facebookのルールを紹介したい。

 まずはメール編。もっとも大事なのは“自分からメールを先に送らないこと”。著者によれば、「相手の意のままになった女性」は捨てられ、「簡単に落ちないように振る舞った女性」や「本当に忙しい女性」は相手を手に入れられるらしい。メールもそれと同じで、自分から尻尾を振ってはいけない……というわけだ。

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 また、あなたからメールを送れば「本来だったら起きなかったかもしれない関係を無理やりスタートさせたこと」になってしまう。相手はデートくらいは応じてくれるかもしれないが、それでは「心からあなたに夢中になることはない」。逆に向こうから連絡してくれば、相手は決して曖昧な態度を取ることはないのだ。

 そうして我慢の結果、相手からメールが届いたとしよう。でも、すぐに返事は返さないこと。しかも、返事までに空ける時間は年齢によって変わる。あなたが大学生や20代といった“携帯メールやフェイスブックで育った世代”ならば、4時間。30歳代なら12時間、40歳以上なら1日くらいが目安だ。そして返信後のやりとりの時間は「15分以内、あるいは往復10通以内におさめる」のが大切だという。ただし、これは最初のやりとりだけ。初回以降は30分後、次は5分後、その次は10分後……というようにバリエーションをつけよう。これは、相手に自分の行動予測がつかないようにするための作戦だ。

 そして重要なのは、「必ず何でもあなたから終えること!」。メールはもちろん、電話、チャット、スカイプなど、「電池が切れそう」「勉強しなきゃ」とどんな言い訳でもいいので、何が何でも自分から切り上げよう。なぜ、このようにまどろっこしいことをするかといえば、相手にあなたが何をしているのかを想像させるため。存分に相手を思い悩ませる努力が必要なのだ。

 一方、Facebookにもルールがある。メールを自分から出さないのと同じように「好きな男性に自分から友達リクエストを出さないこと」。相手から来た友達リクエストを承認するのも「24時間から48時間待つ」こと。また、「相手のウォールに投稿することは、世界中にあなたが彼に気があることを生放送しているようなもの」なので、誕生日や昇進などのお祝い事のとき以外は「いいね!」とタグも含め投稿は厳禁だ。

 さらに、自分の情報もできるだけ少なくすることを心がけよう。人生の教訓のような言葉や、「因果応報」「カルマは容赦なし!」といったネガティブな投稿も「自己啓発書をたくさん読んできた」ような印象を与えるのでNG。もちろん、「ヒマだなー」「今日の1日、やたら長いわ」なんて投稿は、生活に何もないことがバレてしまうのでもってのほか! である。

 メールでもFacebookでも、大事なのは“ミステリアスな存在”でいること。簡単そうでいて難しい問題だが、まずは時計を片手に、相手への返信時間を計ることから初めてみては?