あの“ポリ袋レシピ”にダイエットレシピが登場!

ダイエット

更新日:2013/8/8

 真夏は恐ろしい温度になるキッチン。いくつもの鍋を使って、火を調節して、味付けを見て…って調理が終わるころにはもう汗ダク! そんなときは、鍋ひとつ、小さなポリ袋1枚でできる今話題の“ポリ袋レシピ”を試してみない!?

 漬物やスムージーなども含めれば、今年に入って出版された“ポリ袋レシピ”本はなんと10冊以上。7月には、薄着になる夏にうれしいダイエットメニューに特化した『ポリ袋レシピでダイエット』(川平稔己:著、川平秀一:監修/日本文芸社)が発売された。

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 基本となる調理法は、まず、ポリ袋に切った食材と調味料を入れて半真空状態にし、ポリ袋の口を縛る。次に、大きめの鍋に耐熱皿を一枚いれて水を注ぎ、沸騰したらポリ袋を浸して加熱するだけ! 調理のコツは本書をご覧いただくとして、ポリ袋レシピ最大のメリットは、複数調理ができるところ。弱火でコトコトと一定時間煮込めばいいだけなので、コンロの前でベタづきになる必要もない。

 さらに本書では、油をほとんど使わない調理が可能な点、半真空にすることで調味料がよく浸透するため、塩分ひかえめでもおいしく食べられる点など、ダイエットに向く理由を6つ挙げている。食材をゆでたときのように栄養素が湯に溶けだすことがなく、しっかり摂取できる点も大きなメリットだ。

 肝心のレシピは、ハンバーグや唐揚げ、ロールキャベツなどの本格的な料理が並ぶ「200kcal以下のメインおかず」、きんぴらや煮びたしなどの小皿を紹介した「80kcal以下のサブおかず」、味噌汁やコーンスープなどの「70kcal以下の汁もの」など盛りだくさん。いずれも30分もあれば完成するものがほとんどで、通常レシピとポリ袋レシピのカロリー比較も可能だ。

 なかには、ごはんやパスタをはじめ、マーブルケーキでさえも、ポリ袋でこなせてしまうオドロキのアイデアも。調理&後片付けがカンタンなうえ、おいしくカロリー制限もできる…と一石でニ鳥も三鳥もとれそうなポリ袋レシピ。暑さに疲れた時はもちろん、ダイエットのお助けメニューとして、おひとつ活用してみては?

文=矢口あやは