貯金するなら人から盗め! 1000人に聞いたお金の節約術とは?

マネー

公開日:2013/8/15

 不倫騒動の末、離婚をし現在も活動休止状態の矢口真里。「貯金が1億円はあるから、5年間は復帰しなくてもいい」と語っていたと報道され、ネットでは物議をかもしだした。

 事実がどうかは別にして、1億円の蓄えがあるとすれば安心感はあるだろう。

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 我々もいざという時に困らないよう貯金をしておきたいところだが、なかなか難しい。周りで上手にやりくりしている人のテクニックが知りたいけどなかなか聞きづらい…というのが本音ではある。

 そこで参考にしたいのが年収300万で貯金に成功した1000人にお金に関する意識調査を実施し、そこから見えてきた貯金と節約の黄金ルールをまとめた『貯金に成功した1000人みんなやっていた 貯金習慣』(監修・横山光昭/マルコ社)だ。

 本書に登場するルールはシンプルながら具体的にどう動いたらいいのかをキッチリ示していて初心者でも安心。「買い物をしたら、必ずレシートを受け取る」「クレジットカードや電子マネーなどの見えないお金は使わない」などの基本的なものから「自分が買えるものよりも1ランク下のものを買う」という意外なものまで幅広く収録されている。

 そしてこの本の大きな特徴が各ルールの締めにはそれに即した成功者達のアンケート内容が載っている点。例えば先ほど紹介した「買い物をしたら、必ずレシートを受け取る」の後には「レシートの金額をお小遣い帳アプリに入力するのが日課です 北海道/36歳/女性」「どんなものをいくらで買ったかを把握でき、買いすぎの予防にもなる 滋賀県/32歳/男性」などと掲載されており、節約術を続ける為のヒントになったり、やる気を後押ししてくれるのだ。

 またそれ以外も20万部のベストセラーとなった『年収200万円からの貯金生活宣言』(横山光昭/ディスカヴァー・トゥエンティワン)の横山光昭さんが考案した90日で貯金体質になれる貯金矯正プログラムも収録されている。今まで成功しなかった原因を改善してくれるアドバイスも満載だ。

 矢口さんのように…と書くといきすぎかもしれないが、我々が突然トラブルに見舞われる可能性だってなくはない、その時に備えて今のうちに貯蓄をするというのは賢い選択なのではないだろうか。

文=あぶく銭 しげる