ジャンプ発言で話題! キスマイ宮田俊哉のオタクキャラはネタかガチか?

芸能

2013/8/23

 「ジャンプ読まないなら日本から出てけ!」

 人気アイドルグループ、Kis-My-Ft2宮田俊哉が放ったひとことがネット上で注目を集めている。事の発端は、宮田がゲスト出演した、8月5日放送の『ジェネレーション天国』(フジテレビ系列)。この回のテーマは『週刊少年ジャンプ』(集英社)で、宮田は「オレをアニオタにしたのは(『遊☆戯☆王』の)ブラック・マジシャン・ガール」「僕は『HUNTER×HUNTER』を読むために生まれてきた!」と熱すぎるマンガ愛を告白。宮田の熱量に引き気味のタレントのJOYに対して冒頭のセリフで叱責するほどの気合の入りようだった。

 Kis-My-Ft2のファンの間では、宮田のアニメ・マンガに対するオタクぶりは知られているが、番組を通して宮田を知った人にとっては衝撃的だったようで、ネット上では「宮田くんがガチオタっぽくて、好感度は急上昇」という声、「キャラじゃね?」などと皮肉る声も上がっている。

 宮田のオタクぶりはキャラなのか? Kis-My-Ft2のメンバーそれぞれが、ジャニーズJr.からデビューまでの苦悩を語ったインタビュー集『裸の時代』(集英社)で、宮田本人が自身の「オタク」を強みにした経緯を赤裸々に語っている。

 そもそも、ジャニーズが好きだった母に半ば強引にオーディションを受けさせられたという宮田。ジャニーズJr.といえばほとんどの時間がダンスの練習に費やされ、バク転やアクロバットなどの技量によって、与えられる役や活躍できる場所が広がる。それほど重視されているダンス技術だが、宮田は「そもそもダンスとかアクロバットどうこうの前に、俺、ストレッチができなかったんですよ、体が硬くて」という有様。同期や同じ年齢の子がどんどんステップアップしていく中でも宮田の立ち位置は変わらず、以前から持っていた劣等感がさらに強まり、シンメ(シンメトリー=ダンスで左右対称に踊ってるペアのこと)の玉森裕太と共にひたすら怒られる毎日だったという。

 Kis-My-Ft2が結成され、アイドルとして「本当のカッコよさ」を模索しているときに生まれたのが、ピンクのTシャツを着てオタ芸をする、通称「宮ゲー」と呼ばれるパフォーマンス。もともとアニメが好きで、友人らとふざけてオタ芸をやっていた宮田だが、大半のスタッフやメンバーはファンの前で行うことに大反対。そこで宮田が事前に用意していた「キモい男子は美しいんですよ!!」というキメ台詞を放つと、全員が爆笑。結果、Kis-My-Ft2のファーストコンサートで初披露される際には、「思いきってやってくればいいから」と背中を押してもらえたとか。

 今ではファンの間ではすっかりおなじみの宮ゲーだが、ジャニーズの先輩にも戸惑われ、時にはスベることも。それでも笑顔を絶やさない宮田だが心中は「基本、これやってオイシイって思ったことないですもん。計算してやんのもヤダなと思ってるし」と、あくまで計算ではなく素の自分だと告白。ダンスや歌といったアイドルの正攻法ではなく“隙間産業”のような個性に「“俺は逃げてるのかな?”って一瞬思ったりもするんです」と複雑な胸の内を語りながらも、「でも、キャラってのは、やっぱりムリして作っても、すぐメッキがはがれる」と、ありのままの自分で勝負していく決心を語った。

 本書の最後に収録されているメンバー全員による座談会では、玉森から「シンメが将来、オタクになるとは、想像もしなかったけど(笑)」と笑われながらも、「宮田はキスマイの切り札だからね」(玉森)、「スベる、スベらないは別にして、オタ芸で空気を作ってくれてたのは、すげー助けられてた」(藤ヶ谷太輔)、「ほかのメンバーにないもの、追求したってことだからね。マジですっげーカッコいいと思うよ」(横尾渉)と認められ、もはやKis-My-Ft2に不可欠となった宮ゲー。彼の個性によってアニメ・マンガオタクという新たなファンを獲得できるのか、宮田の今後の活躍とオタクぶりに期待したい。