即日完売の奇跡のイベント「水曜どうでしょう祭」レポート

テレビ

2013/10/14

 北海道発の伝説的バラエティ『水曜どうでしょう』、その新作が10月2日からついに放送開始。前作『原付日本列島制覇』(2010年夏ロケ)から3年ぶりとなる放送第1回は、23時台で16.1%(ビデオリサーチ調べ)という高視聴率を記録した。

 これに先駆けて、9月には実に8年ぶり、2回目となる「水曜どうでしょう祭」を開催(9月6日~8日)。1972年札幌冬季オリンピックの会場となった、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ&スタジアムを借り切ったこのイベント、来場者数は、1日1万8千人。チケットは発売日に即、完売した。『ダ・ヴィンチ』11月号では、この奇跡の3日間の、密着取材レポートを掲載している。

 9月6日(金)、初日。開場から少し遅れて門をくぐると、100種類を超えるオフィシャルグッズや、全国各地からの特選フードを求める行列ができあがっていた。熱気を感じつつ楽屋へ挨拶に行くと、“どうでしょう班”の4人と、“onちゃん”に変身前の安田顕さんがまったり。すると大泉さんがどうにもこうにもこらえ切れなかったらしく、藤村Dに厳重注意を始める。「なぜ君はビールを飲んでいるのか?」。「安田君が飲みたいっていうからさ、付き合ってあげたんだよ」と反論の声が。しかし、「30万だかする高い着物にビールをこぼしているようだけど、大丈夫なのかい?」という指摘には、さすがの藤村Dも焦る焦る。一同、爆笑。『どうでしょう』は、いつでもどこでも『どうでしょう』だった。

 13時半より、開会記念式典がスタート。まずは大泉さんが荒々しく太鼓を乱れ打ちし、「番組公式カメラマン」嬉野Dが観客を記念撮影(3秒で終了)。鈴井さんと藤村D(魔神)による紅白饅頭の「お食い初め」、“onちゃん”の「しぼみ初め」と、縁起のいい(?)行事が続く。“どうでしょう班”が勢揃いしての締めくくりは、1万人超の観客と一緒に番組主題歌の斉唱。「チャーンチャチャチャチャチャララーン」と、男たちの野太いハミングが鳴り響く(笑)。その後のトークショーでは早速、大泉さんによるグチ大会。「祭りで何をやるか演者がまったく知らされていないのはおかしい!」。観客に向かってアドバイスもひとこと、「自分たちで楽しもうと思わなければ、この祭りは楽しめません!!」。

 ライブやHTBの情報番組生中継をへて、夜の部は18時から。おばちゃんに扮装した鈴井さんが、スカートをひるがえし聖火点灯式をやってのける。続いて事前のファン投票によって決定した「第2回どうでミー賞」、名キャラクター部門のトップ10を、選ばれた本人による「実演」スタイルで発表。選ばれた人間はステージ裏へと走り、決死の早着替え。大泉さんは7着=7キャラクターに変身しへとへとに。にもかかわらず2位に倍の差をつけた断トツのトップはなんと、“×安田さんonちゃん”だった! 藤村D、「ファンというのは時に残酷ですよね……」とポツリ。そして、この日最大のサプライズが告げられた。10月2日に放送される3年ぶりの新作、第1夜を今からスクリーンで上映するという! しかも前枠後枠を、この場で撮る!!

 大興奮の会場の様子は、のちに放映される『水曜どうでしょう』をご覧ください。

 同誌では続く7日、8日の様子もつぶさにレポート! 臨場感ある写真と誌面からも伝わってくる興奮と熱気にも注目だ。

取材・文=吉田大助
(『ダ・ヴィンチ』11月号「水曜どうでしょう」特集より)