負けたら死!? 恐怖のソシャゲの内容とは?

アニメ・マンガ

2013/10/21

 電車の中、寝るまえ、トイレの中……ちょっとした空き時間があれば、つい熱中してしまうソーシャルゲーム。友だちからソーシャルゲームの招待メールが来ることもないだろうか。しかし、10月8日に2巻が発売された『ダーウィンズゲーム』(FLIPFLOPs/秋田書店)では、友人から送られてきた招待メールによって、現実世界と連動した殺し合いゲームをさせられることになってしまう。その恐怖のソーシャルゲームの内容とは、いったいどんなものなのだろう?

 このお話は、主人公の高校生・須藤要のもとに、親友から「あなたに助けを求めています!! あなたもダーウィンズゲームに参加してお友達を助けてあげよう!!」というソーシャルゲームの招待メールが届いたことから始まる。何気なくURLをクリックしてしまった彼は、画面から突然現れた蛇に首筋を咬まれ、強制的にこのゲームに参加させられることになる。ただし、このゲームはあくまでも現実世界と連動しているのでいきなり異世界に飛ばされたりはしない。要の場合、ゲームがスタートすると帰宅途中の電車のなかにもかかわらず、いきなり包丁片手に地元球団のパンダ君の着ぐるみを着たやつが現れ、襲われる。それなのに、周りの人たちは何の違和感も持たずにスルーするのだ。こうなったら、警察にだって助けを求めることはできない。

 また、ダーウィンズゲームに参加すると、蛇が出てきて咬まれるのだが、それによってシギルという抗うための「進化」が与えられる。たとえば、それは透明人間になれることだったり、紐状の構造物を自在に操れることだったりする。そして、このゲームで重要なのはとにかくポイント。誰かと対戦してゲームに勝つとポイントがもらえるのだが、このポイントを使ってガチャやアイテム購入ができたり、仲間を呼ぶこともできる。それだけでなく、1ポイントは10万円に換金することもできるので、金に目がくらんだ危ないやつらもうじゃうじゃ。ガチャでは拳銃が出てくることもあるので、自宅に本物の拳銃が届いたりもする。

 それに、どんなに逃げて隠れてもアプリでサーチされて見つかってしまうので、相手を殺すか、自分が死ぬか。あるいは、タイムアップ後の判定によって勝敗が決まるのだが、結局敗者はポイントがない限り死んでしまう。1度始めたゲームはキャンセルすることができず、途中で終わらせるには降参するしかない。ちなみに、ゲームで死亡した人はその場に人型だけを残して体は消えてしまう。そのせいで、死んでも行方不明者として扱われるだけ。ダーウィンズゲームのことをうかつに口にするとアカウント削除されてしまうので、誰かに助けを求めることもできない。いっそ異世界に飛ばされていれば家族や友人が異変に気づいてくれるが、普段通りに生活しながらいつ誰に襲われるかわからない恐怖とも戦わねばならないのだ。

 今では、あらゆるソーシャルゲームが出回っている時代。実際にここまで危険なゲームに巻き込まれることはないだろうが、うかつに招待メールを開くととんでもないことが起こるかもしれない。

文=小里樹