「第1回LINEノベル大賞」受賞作品が決定!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/23

LINEノベル

 LINE(ライン)で展開する小説サービス「LINE ノベル」で実施された小説コンテスト「第1回LINEノベル大賞」の大賞受賞作品が『SIMPLE』(ERINA 著)に決定した。

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 同コンテストはLINEが講談社のサポートを受けて実施したもので、LINEのプラットフォームを通して新人作家の発掘を行う小説コンテスト。大賞の選定は、候補作品を読んだ読者からの投票によって行われた。

 今回開催された「第1回LINEノベル大賞」では、応募総数約700作品の中から大賞候補を12作品まで絞り、2013年10月26日~27日にかけてLINEユーザーによる投票を行った結果、『SIMPLE』(ERINA 著)が大賞に選ばれた。また、優秀賞として、次点の『RPG少年と目覚めない少女』(神蔵柾仁 著)が金賞を、『ドキドキするのは恋だけでたくさんだ』(相武流生 著)が友だち賞を受賞した。これらは、12月中に講談社より書籍・電子書籍の出版を予定している。

 さらに今回の刊行に合わせて、第1回LINEノベル配信作品として人気を博した『陰陽探偵 中津川玲子の14日間』(眞邊明人)も12月に緊急出版される。大賞、優秀賞とあわせて合計4冊が同時出版となる。

 そして「第1回LINEノベル大賞」と同時に「LINEノベル大賞イラストコンペ」も開催された。これは候補作それぞれにイメージイラストを投稿してもらい、最優秀イラストを決めるというもの。選ばれたイラストの作者には、書籍の表紙や挿絵を手がけてもらうということだ。

⇒「LINEノベル大賞」特設サイト(講談社)