Amazon.co.jpがオリジナルのベスト小説100を発表!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/23

 11月11日に、Amazon.co.jp(以下、Amazon)は「Amazonオールタイムベスト小説100」を発表した。

 「オールタイムベスト小説100」にランクインしているのは、2000年にAmazonが日本国内でのサービスを開始以来の通算売上やカスタマーレビューなどをもとに選ばれた100冊の小説・エッセイ作品。

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 Amazonでは、毎年6月と12月の年2回上半期・年間のベストセラーを発表、今売れている旬の本を紹介している。その一方で「爆発的に売れなくても長年売れ続けている良書をきっかけに、読書時間をつくり楽しんでもらいたい」(Amazon本ストア担当)という思いで「オールタイムベスト小説100」を選出。何を読んだらいいかわからない人にとっても、もっと読書の幅を広げたい人にとっても貴重な時間を費やすに値する「読書ガイド」になるだろう。

 この「小説100」には、『風が強く吹いている』(三浦しをん/新潮社)や、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 上巻』(村上春樹/新潮社)、『深夜特急(1)香港・マカオ』(沢木耕太郎/新潮社)、『海賊とよばれた男』(百田尚樹/講談社)、『坂の上の雲』(司馬遼太郎/文藝春秋)など、近年のヒット作だけでなく、往年の名作と呼ばれる作品も多数ランクインしている。

 担当者は「軽く読めて読んだあとに爽快感を味わえる作品から、人間の尊厳を問うような重いテーマを題材にした作品まで、多岐にわたる本が出揃った。棚に制限がなく、幅広い作品を販売できるAmazonならではの選書となったのではないか」と語る。

 この機会に、Amazonが自信をもってオススメする100選から「自分にぴったりの良作」を見つけてみてはいかがだろうか。

●「Amazonオールタイムベスト100(小説・エッセイ)」の作品はこちらでチェック
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