松本潤の『失恋ショコラティエ』実写化で期待が高まる、“せつエロ”シーン!

テレビ

公開日:2013/11/28

 2014年1月期のフジテレビの月曜9時のドラマ枠、いわゆる“月9”が、嵐・松本潤主演の『失恋ショコラティエ』(水城せとな/小学館)に決定した。同作は、第36回講談社漫画賞「少女部門」を受賞し、累計発行部数100万部を超える話題作。「少女マンガ」にカテゴリーされているが、主人公の妄想を含めた“濡れ場”が多く、どこまでが実写化されるのかに、原作ファン・松本ファン双方の注目が集まっている。そこで今回は同作を振り返り、松本に演じてほしいせつなすぎるエロシーンをピックアップしてみよう。

 『失恋ショコラティエ』の主人公は、製菓学校に通う小動爽太。彼は高校時代に一目惚れして以降、ずっと思いを寄せいた小悪魔系女子・吉岡紗絵子と念願かなって付き合うが、実は紗絵子には本命の彼氏がいて、爽太は振られてしまう。失意の彼は単身フランスに渡り、5年後には一流のショコラティエになって帰国。再会した紗絵子は結婚を目前に控えており、もともとショコラが大好きな紗絵子に影響されてショコラティエになった爽太は、彼女の結婚式のデザートを作る依頼を引き受けてしまう。

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 まずひとつ目のせつエロシーンは、結婚式の打ち合わせのために、紗絵子が爽太の家を訪れる場面。誘うように短いスカートを履いてきた紗絵子をキスしながらテーブルに押し倒し、
「ほんとにだめならそんな短いスカート履いてきちゃだめだよ 攻略して下さいと言わんばかりの」

「……あたし、攻略されちゃうの……?」

「するよ」

 と言いながら紗絵子の太ももをなで回す……という爽太の妄想が膨らむシーンである。結婚直前という切羽詰まった状況で思わず最愛の女性を奪うという、思わずファンが女性の立場に自分を置き換えて悶絶しそうなシーンは、ぜひ実写化してほしいところ。

 『失恋ショコラティエ』は紗絵子の結婚後、爽太と紗絵子の恋の駆け引きが本格化する。そこでキーマンとなるのは、バンドマンに片思いをしているモデル・えれな。彼女は爽太と知り合い、互いに実の結ばない思いを抱えていることを吐き出したあとに、「えっちする?」と切り出す。一度は誘いを断った爽太だが、紗絵子に興味を持ってもらえる男になりたいと考え、「しようか えれな」と自ら誘う。原作では、寝ころび、自分の腕を枕にした爽太が、せつなさと色気を併せ持った表情でえれなを誘う。これを松本がどう演じるか。ノーブラのえれなに対し、「取る楽しみも男にとっておいてよ」と余裕たっぷりで体をまさぐるシーンは採用されるのか、気になるところ!

 また、紗絵子とのデートの終盤に言葉の綾から気まずい雰囲気になった爽太が、紗絵子と別れた後にえれなのマンションを訪れるシーンもファンには人気の高いシーン。玄関先で迎えてくれたえれなを無理やりキスしながら押し倒し、「ごめん 抱かせて えれな」とせつなげにつぶやく。ストレートな物言いと裏腹な複雑な感情が混ざり、単なるダメ男だけの描写ではなく、恋愛の苦みが表れた名シーンとなっている。

 ドラマの公式ホームページには、「爽太の淫靡な妄想が爆発するというシーンが、ドラマでどのように描かれるのかも気になるところ」と書かれているために、大幅なシーンカットはないと信じたいところだが、“月9”という時間帯だけに果たして……。爽太を振りまわす紗絵子役は石原さとみが、片思い仲間として体を合わせるえれな役は水原希子が演じる『失恋ショコラティエ』。放送前に原作を読んで、予習しておこう。