クリスマスに年末年始……冬のイベントの食を素敵にスタイリングする本ランキング

食・料理

公開日:2013/12/6

早いもので12月、忘年会やクリスマスパーティーをお家でという人も多いのではないでしょうか。そんな時、いつもよりちょっとおしゃれにおもてなしできたらいいですよね。そこで今回は、お菓子教室を開きつつ、フードスタイリストとしても活躍中の岡本ゆかこさんに“冬のイベントの食を素敵にスタイリングする本”を紹介してもらいました。

■1位 『ワインパーティーをしよう。』 行正り香 講談社 1785円
1500円前後のワインと、相性のいい料理のレシピが一冊に。ワインも食材も、簡単に手に入るものが中心。ワインに合う音楽も紹介されていて、手軽にパーティーを楽しめる。

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■2位 『フードラッピング Food Wrappin’』 福田里香 柴田書店 1995円
お菓子や食材のラッピング方法をわかりやすく解説。気取りすぎず、アート感覚も楽しめる例が満載で、ランキングの選者・岡本さんは「本を開くたびにハッとさせられる」と語る。

■3位 『ゆびつまみ たのしいひと口オードヴル』 間口一就 柴田書店 1575円
ハイボールが有名な銀座のバー・ロックフィッシュの店主が考案した、“ゆびでつまめる”簡単メニューを紹介。食材を組み合わせるだけの簡単かつ斬新なレシピがズラリと並ぶ。

■4位 『ひと口サイズのパーティー料理 和のフィンガーフード・50のレシピ』 浜 裕子 誠文堂新光社 1575円
フィンガーフードとは“片手で食べられる料理”のこと。洋風メニューが多いフィンガーフードを、和にアレンジしたレシピが満載。和風のもてなしが求められる際は必見の一冊。

■5位 『おいしく見せる 盛りつけの基本』 宮澤奈々 池田書店 1418円
料理研究家・宮澤奈々が、食材に合う器選び、盛り方などを紹介。スタイリングの基本を一から学ぶことができる教科書のような作りが特徴で、普段の食卓にも応用できると評判。

■6位 『わたし好みの口福のギフト一○○味選』 裏地桂子 扶桑社 1995円
「さし入れに」「子どもがいるお宅へ」など、シチュエーションに応じた美味しいギフトを分類。〝およばれ〞したときの手土産に迷わないための、情報やヒントが詰まっている。

■7位 『母のレシピノートから』 伊藤まさこ 講談社 1470円
スタイリスト・伊藤まさこが実母の料理ノートをもとに愛着のある料理を述懐。岡本さんは「昔から変わらない味が、最高のおもてなしになることを実感できる」とコメントする。

■8位 『スパイシーオードヴル』 マバニマサコ 柴田書店 2940円
スパイシーなインド料理が全150種。ライムやハーブなどを使った鮮やかな色味の料理や、和洋とは異なるスタイリングの料理が数多く掲載されていて、一味違う演出に役立つ。

■9位 『テリーヌ』 渡辺麻紀 池田書店 1050円
フランスの伝統料理・テリーヌのバリエーションを徹底紹介。型から取りだしたテリーヌの断面の美しさ、盛り方の工夫などは、他の料理のスタイリングのヒントにもなるという。

■10位 『donna hay magazine』 donna hay ※洋書のため、価格表記はしておりません
オーストラリアを拠点に活動するフードスタイリスト、ドナ・ヘイによるスタイリングの専門誌。岡本さんは「固定概念に捕らわれない斬新なスタイリングが刺激的」と購読する。

取材・文(ランキング部分)=澤井 一/ダ・ヴィンチ1月号 「その道のプロに聞く! ダ・ヴィンチなんでもランキング」