まずはジャニーさんに愛されること! 息子をジャニーズ事務所に入れる方法

芸能

2013/12/11

 息子を持った親ならば、「この子はジャニーズ事務所に入れたりするだろうか?」と夢想する人も多いのではないだろうか。きらびやかなステージに立ち、歌い、踊る我が子の姿を見てみたい──そう願い、履歴書を送ったことがある人も少なくないだろう。実際、嵐の大野智やSMAPの香取慎吾、関ジャニ∞の渋谷すばる、横山裕、Kinki Kidsの堂本剛などは母親の勧めでジャニーズ事務所の門を叩いたという。

 しかし、ジャニーズ事務所に入るのは至難の業。一体どうすれば入れるのか……そんな疑問に応える本が、11月に発売された『ジャニーさんに愛される息子に育てる法~アイドルの掟(1)』(竹書房)だ。著者はジャニーズウォッチャー歴45年の小菅宏。人気雑誌『SEVENTEEN』(集英社)の前身である『週刊セブンティーン』の創刊に編集者として関わり、実際に“ジャニーさん”ことジャニー喜多川とも接してきた人物だという。

 まず、タレントにとって名刺代わりとなる肝心の「顔」にも、ジャニーズ特有の法則がある。ジャニーさんいわく「好きになった子しか一生懸命になれない」そうで、流行りのイケメン顔かどうかよりも“ジャニーさんの感性に訴えられるかどうか”が鍵。そこで著者が分析するジャニーズフェイスの絶対的要件が、以下の5つだ。

 1 二重瞼の(黒目勝ち)である。
 2 肌が(滑らかで)色白である。
 3 頬が(比較的に)豊かである。
 4 唇が(多少は)ぽってりしている。
 5 清潔な歯並びが(整って)いる。

 ただし、「1」の二重瞼は必ずしも絶対条件ではないようで、「深い色を湛えた瞳の色」が重要。その意味で、著者の私見では最近のジャニーズの中でも中山優馬(NYC)は群を抜いており、“溢れる甘さを宿している”のが安井謙太郎(ジャニーズJr.)らしい。こうしたジャニーズ顔の元祖は、あおい輝彦。そしてあおいの系譜を受け継いだのが、郷ひろみだ。郷の場合はオーディションなしで採用を決定した数少ない一人。たしかにデビュー時の郷は「圧倒的に輝く美少年像」を体現しているが、ジャニーさんが眼を見張ったのは「哀愁感覚」だという。思春期の少年特有の夢幻を追う感情の表出──このメランコリックな雰囲気を今持っているのは、藤ヶ谷太輔、北山宏光(Kis-My-Ft2)、佐藤勝利(Sexy Zone)だそうだ。もしも自分の息子が物憂げな表情を浮かべるようになったらチャンス……なのかもしれない。

 また、ジャニーズといえばやはり切っても切り離せないのが「運動神経」。「スポーツが嫌いな子をボクは選ばない」というジャニー語録もあるほどで、歌唱力は磨くことはできてもダンスは「生まれついてのセンス」と考えているようだ。著者が現在のジャニーズJr.で有望なダンサーとして名を挙げるのが、川島如恵留や森田美勇人、福田悠太。また、今年の舞台『DREAM BOYS/JET』でKis-My-Ft2の千賀健永と宮田俊哉が見せた「反射神経と運動能力」も称賛している。ジャニーズに入れたいなら、彼らのような運動神経を手に入れるためにも、我が子には幼いころからステップの練習に力を入れるのは必須だ。

 さらに、ジャニーさんが大切にするのが、「友情」。ジャニーさんがグループをつくる際には、全体の印象からバランス、インパクトなどを事細かに検証するそうだが、そのときに「メンバー間の親密さと同時に、どのくらい自身がそうした関係に感情移入できるか」も考えている……というのだ。最近では嵐の人気が顕著なように、男の子が複数で目標に向かって結束する「チーム男子」が女性たちの間で大きな萌え要素になっているが、なんとジャニーさん自身がその視点を持ち合わせているというわけだ。

 ジャニーさんが考える友情とは、たんに仲がよくて冗談を言い合うような関係ではない。「相手にとって不機嫌になることさえを勇気を奮ってアドバイスする」ような関係──すなわち「思いやり」を持てるかどうか。「優しさと労りと力づけ」を持った少年でなければ、ジャニーさんは興味を示さないのだ。当然、ジャニーズJr.に万が一入れても自分勝手な行動や身勝手な行為を働けば、ジャニーさんは「自分を裏切った」と考え、容赦ない決断を下すと著者が釘を刺しているように、ジャニーズ事務所入りを夢見る親は入所がゴールではないことを肝に銘じよう。