第2回 電子書籍は視力低下につながる?

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更新日:2013/8/13

目の疲れがほとんどゼロになる
電子書籍による読書のルールを大公開!

その1 距離
物を見る距離は
40センチ以上がベスト!

高林先生:人間は年齢を重ねるにつれて、物が見える距離が遠くなっていきます。これは俗に言う“老眼”と同じ現象。20代では10センチ位の距離でも見えていたものが、40代では30~40センチ離さないと見えない、なんてことはよくあります。物を近くで見るということは、目のピント調節機能を酷使しているということ。若いうちから適度に対象物を離して見るように心がけましょう。

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その2 時間
読書時間が一時間を超えるなら、
10分~15分の小休止を入れよう

高林先生:これは、厚生労働省のVDT作業におけるガイドラインで定められているもの。作業(=読書)時間が一時間を超えるようなら、絶対に一度休憩を入れましょう。しかし、休まなきゃいけないからと言って、ずっと目をつむったりする必要はなし。端末から目と体を離し、別の作業をするだけで十分に目の休息になりますよ。

その3 眼球を支える筋肉
眼球を支える、眼球周りの筋肉にも疲労が。
適度な運動を!

高林先生:電子書籍のような対象物を、じっと凝視しつづけると、眼球を支えている筋肉も疲労してきます。こうした疲労を動かしてほぐすと、目の周りの血行もよくなり視機能の働きがよくなるように促します。そこで、目の周りの筋肉をほぐす「疲れ目運動」をしてみましょう。

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