大賞は「でんでんコンバーター」 2013年度JEPA電子出版アワード大賞発表
更新日:2014/2/1
日本電子出版協会(JEPA)は12月20日、日本の電子出版の育成と普及を目的とした「第7回JEPA電子出版アワード」の大賞選考会と表彰式を日本教育会館で行った。大賞は「でんでんコンバーター」に決定した。
JEPA「電子出版アワード」は、広義の電子出版について、その技術や仕組みに対して贈られるもので、今年で第7回目になる。本年から、電子出版に関連する各メディアの編集長や記者が、ジャンルの決定、候補作品の選定を行った。選考は、各ジャンルの賞が11月26日からの一般および会員社のネット投票で選ばれ、本日、会員社および選考委員による投票で大賞1作品が選ばれた。
大賞に決まった「でんでんコンバーター」は、アップロードされたテキストなどを電子書籍の標準フォーマットである「EPUB3」に変換して出力するウェブサービス。セルフパブリッシングに代表される個人の活躍が目立った今年らしい大賞といえるだろう。
受賞一覧は以下のとおり
・デジタル・インフラ賞 Amazon KDP(アマゾンジャパン)
・スーパー・コンテンツ賞 Dモーニング(講談社)
・エクセレント・サービス賞 デジ本(三省堂書店)
・エクセレント・サービス賞 デジ本(BookLive)
・チャレンジ・マインド賞 デジタルペーパー(ソニー株式会社)
・エキサイティング・ツール賞 でんでんコンバーター(高瀬拓史氏)
・選考委員特別賞 青空文庫
・選考委員特別賞 藤井太洋氏
詳しくは日本電子出版協会(JEPA)のサイトで確認して欲しい。