『テラスハウス』てっちゃんはなぜ女子に嫌われるのか?

テレビ

2014/1/6

複数の若い男女がオシャレな一軒家でルームシェアする様子をカメラで捉えたリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)。メンバーそれぞれが夢に向かう姿や、その途中の困難、そして恋愛模様などが描かれ話題を呼んでいるが、番組開始の昨年10月からずっと出演しているのが、“てっちゃん”こと菅谷哲也だ。

 昔のイケメンのような濃い顔立ちで坊主頭、情にもろく泣き虫というてっちゃんは、いわゆる“純朴キャラ”。しかも、すぐにメンバーの女子を好きになってしまうものの、そのたびにフラれてしまうという哀しい立ち位置におさまっている。とくに初期メンバーであるAKB48の北原里英とデートしたときには、勇気を出して手をつないでみたものの「それイヤ……!」と秒速で振り払われてしまい、無銭握手に厳しいAKBヲタからも逆に同情されてしまったほど。

 しかし、そんな“見た目は草食系ながら中身は肉食系”というロールキャベツ男子を地で行きつつも、なぜか女性人気はイマイチ奮わない。一体、何が原因なのか……その答えのヒントを、元テラスハウスメンバーでギャルモデルの今井華が明かした。

 今井とてっちゃんは、互いが“姉と弟”と公言するほどの仲だが、『菅谷哲也1st写真集 てついじり』(松田忠雄:写真/講談社)に収録された対談のなかで今井は、「哲さ、自分がいちばん可愛く見える表情とか分かってるじゃん。そこがムカつくんだよね(笑)」とズバリ指摘。さらに、写真集に掲載されるてっちゃんの写真を予想し、「チワワみたいな、誰かを待ち焦がれてる系の決め顔でしょ?」と皮肉たっぷりに答えている。たしかに写真集を見ると、アヒル口でかすかな笑顔を浮かべたり、ベッドで枕をぎゅっと抱きしめてみたりと、カメラの前でてっちゃんはしたたかな女子も顔負けの庇護欲をそそる表情を連発。いわゆる“女が嫌いな女”像を、男子が見事に体現しているかのようだ。めざとい女性たちからすれば、てっちゃんの“計算”を見抜いているのかもしれない。

 また、今井は、“ブラザー”だと思っていたてっちゃんが「(今井のことが)気になる」と言い出したときのことを振り返り、「こいつ何言ってるの?」と思ったと告白。こうしたすぐに女子を好きになってしまう点も、女性からの評価を下げている理由なのだろう。

 ただ、本人の弁明によれば、「いつも一緒にいてくれて優しくされたりすると、それが恋愛感情としての“好き”なのか、友情としての“好き”なのかラインが分からなくなるっていうか」とのこと。これには今井も共感しているように、てっちゃんのピュアさは『テラスハウス』の一服の清涼剤でもある。12月にテラスハウスを卒業した宮城大樹もてっちゃんについて、「人に懐くのがうまいっていうか、さっと懐に入っていくのが、愛される理由なんだろうね」と語っているように、愛されキャラであることには違いない。

 現在は役者を目指し、夢に邁進するてっちゃん。目標とする役者には寺島進や柄本明といった演技派俳優を挙げているが、果たして子犬のように無邪気な顔から、いつか渋さが醸し出されるようになるのか。『テラスハウス』での恋愛も含め、今後の行く末が楽しみだ。