【速報】人気コミック『トリニティセブン』アニメ化企画が進行中!

マンガ

公開日:2014/2/14

トリニティセブン

 シリーズ累計発行部数が55万部を突破した人気コミック『トリニティセブン』のアニメ化が本日発表され、同時に描き下ろしのイラストも公開された(左図)。

 『トリニティセブン』は魔法学園を舞台にしたバトルファンタジー。コミック誌『月刊ドラゴンエイジ』で連載中であり、現在7巻まで刊行されている。

 主人公・春日アラタはある日「崩壊現象」と呼ばれる不可思議な現象に巻き込まれる。その「崩壊現象」によって消えてしまった従姉妹・聖を取り戻すため、聖から手渡された1冊の魔道書と、突如アラタの前に現れた巨乳の魔道士・浅見リリスに導かれて、アラタは魔王候補として魔道士を養成する王立ビブリア学園に入学することになる。

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 学園の頂点には魔道士の各分野を極めた7人の少女“トリニティセブン”が君臨しており、その中の1人神無月アリンにはなぜか消えてしまった従姉妹・聖の面影が――。というのが物語を引っ張っていく鍵なのだが、その消えた従姉妹・聖の謎に迫る前に、巨乳、ツインテール、メガネ、妹キャラ、ツンデレ、忍者(!)とさまざまなタイプの“トリニティセブン”の女の子たちがアラタを放っておかない。

 とある子はアラタが持つ想像以上の魔力に魔道士として魅かれ、また別の子はその魔力に警戒心を抱く。やたらとアラタが発動する、洋服が吹っ飛んですっぽんぽんになる(お決まりの)魔術に、照れる子がいればあけすけな子もいて、なんならもう脱いでしまってる子もいる。そして“トリニティセブン”の女の子たちは、魔力の強い子の上位7人がそう呼ばれているだけで、決して団結しているわけではない。上下関係や、対立関係、そして姉妹のような関係もあれば、百合っぽい2人もいる。とにかくさまざまなタイプの女の子のいろいろなシチュエーションが楽しめるのが『トリニティセブン』だ。

 そしてもちろん女の子のプロポーションもさまざま。主人公のアラタは学園に転校した初日にクラスメイトから好きなタイプを聞かれ、「胸のでかい人だな」と即答する場面がある。そして、一番最初にアラタの前に現れた一番巨乳のリリスが一番まっとうにアラタを成長させようと指導していくのを見ると、作者はさまざまなタイプの女の子を描き、さまざまなフェチを提示しながら巨乳恥じらいキャラこそ正義であり王道と言いたいのではないだろうか。魔法バトルマンガなのに、そんなことが行間から読み取れてしまう(笑)

 お色気シーンや、ラブコメ展開が満載でそちらに気をとられているうちに失踪した従姉妹・聖を忘れてしまいがちだが、迫力のガチバトルも繰り広げられ、聖を巻き込む壮大な戦いもしっかり描かれている。アニメになるとますます女の子に目がいってしまうことだろう。今からどのようなアニメになるのか楽しみだ。

⇒富士見書房『トリニティセブン』公式サイト

■『トリニティセブン』(1) 原作:サイトウケンジ 作画:奈央晃徳
KADOKAWA 富士見書房 609円(税込)